事前設定 -
簡易設定 -
アカウント設定(共通内容) -
アカウント設定(個別内容) -
モードを変える -
ネットワーク -
メディア -
ユーザーインターフェイス -
通話オプション -
その他の機能 -
メモ
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・事前設定
:環境説明
Android 10では設定を変更しても「マナーモード(OFF)」の状態でバイブは動作しない。
「マナーモード(バイブ)」にする事でバイブは動作するが着信音が鳴らなくなる。
Android 10ではいずれかを選択する事になる。
:設定説明
設定変更とは「変更が望ましいとする理由で変更する設定」の事。
設定修正とは「修正する方がしっくりくるので変更する設定」の事。
設定解消とは「影響は無いが美しくないので変更する設定」の事。
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・簡易設定
「Androidと統合」のチェックを(個人的には)外す。
「モバイルデータ通信での使用を許可」にチェックを入れる。
終わったら「保存」を押す。
(初回限定)
アカウントを追加で「アカウントを追加」を押す。
ウィザードを選択で「Expert」を押して個別設定を登録する。
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・アカウント設定(共通内容)
ダイヤル画面左下のアイコンを押す、
アカウントを追加を押す、
ウィザードを選択してExpertを押す。
アカウント名は「fusion」など内容の合った名前を任意で入力する。
アカウント欄の不等号或いは他の英数字は全部半角で入力する。
設定を入力したら右下の「保存」を押す。押さないと保存されない。
:共通内容
アカウント名(任意の名前)、Realm(*)、登録タイムアウト(3600)、
連絡先の書き換えを許可(外す)、コンタクト書き換え方法(普通)、
登録をクリーンアップ(外す)、MWI購読(外す)、Enable RFC5626(外す)。
SDPのNAT書き換えを許可(チェック)。
STUN for SIP(無効)、
STUN for Media(無効)。
「ひかり電話の子機」として使用する場合はSIPにSTUNを適用すると繋がらなくなってしまう。
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・アカウント設定(個別内容)
:ひかり電話の子機
ホームゲートウェイ(HGW)の「電話設定」「内線設定」で設定した値を入力する。
アカウントID(<sip:内線番号@HGWのIPアドレス>)、登録URI(sip:HGWのIPアドレス)、
ユーザー名(ユーザID)、データパスワード(内線設定のパスワード)、トランスポート(UDP)、
プロキシURI(sip:HGWのIPアドレス)、SRTPポート(任意)。
:ぷららフォン for フレッツ
アカウントID(<sip:すべての電話番号@ipphone.plala.or.jp>)、登録URI(sip:ipphone.plala.or.jp)、
ユーザー名(SIP ID)、データパスワード(SIP-PASSWORD)、トランスポート(UDP)、
プロキシURI(sip:ipphone.plala.or.jp)、SRTPポート(任意)。
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・モードを変える
戻るキーを押してメニューキーを押す。
設定を押してメニューキーを押すと現れる「上級者モード」を押す。
上級者モードにしないと設定したい項目が現れない。
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・ネットワーク
:トランスポート
RTPポートを「50050」にする(設定修正)。
ユーザーエージェントの項目を空欄にする(設定解消)。
:コネクションキープアライブ(秒)
使わないプロトコルも含めて全て「300」にする(設定修正)。
:セキュアトランスポート
TLSにチェックを入れる(設定修正)。
:SIPプロトコル
常にアップデートなしのチェックを外す(設定解消)、
リクエスト時にrportを(略)にチェックを入れる(設定解消)。
スレッドカウントを「0」にする(初期設定)。
:NAT通過
STUNを有効にチェックを入れる(設定変更)。
STUNサーバの欄を「stun.hoiio.com」に書き換える(設定修正)。
NATの外から見た情報を迅速に持ってきてくれるSTUNサーバーを設定する。
(STUNサーバー一覧)
「stun.hoiio.com」(ping値およそ75ms)
「stun.voip.aebc.com」(ping値およそ100ms)
(NATメモ)
STUNを有効にチェックを入れない場合、三角に囲まれた「!」の記号が画面の右上に出現。
記号を押すと「STUNが有効化されていません」の文章が出現。
「通話は正常です。」を押す事で画面上に警告文が出なくなる。
:着信と発信
発信の「3Gを使用(及びLTE)」にチェックを入れる(設定修正)。
自分の使い方では着信に不向き。待ち受けする事で電池消費量が僅かに増える。
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・メディア
エコーキャンセルのチェックを外す(設定解消)、
エコー除去を「0」にする(設定解消)。
エコーモードを「自動」にする(設定解消)、
メディア品質を「0」にする(設定解消)。
クロックレートを「自動」にする(設定解消)、
音声フレームptimeを空欄にする(設定解消)。
IOキューのチェックを残す(初期設定)、
メディアスレッド数を「0」にする(設定修正)。
帯域別のコーデック優先リストのチェックを外す(設定解消)。
:コーデック
「PCMU 8kHz」にのみチェックを入れる。
:音量
マイク音量を「1.0dB」にする(設定修正)、
スピーカー音量を「0.0dB」にする(初期設定)。
Bluetoothマイク音量を「1.0dB」にする(設定修正)、
Bluetoothスピーカー音量を「0.0dB」にする(初期設定)。
初期ストリームレベルを「5.0」にする(設定解消)。
ソフトウェアボリュームを使用にチェックを入れる(設定修正)。
:オーディオトラブルシューティング
マイク選択を「MIC」にする(設定修正)。
SIP通話のオーディオモードを「NORMAL」にする(設定修正)。
オーディオ実装を「Java」にする(設定変更)。
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・ユーザーインターフェイス
:ダイヤラー統合のチェック(任意で選択) ※標準設定はチェックあり。
残す(電話帳から050番号を使っての発信が出来る)、
外す(電話帳から050番号を使っての発信が出来なくなる)。
:通話履歴統合のチェック(任意で選択) ※標準設定はチェックあり。
残す(CSipSimpleと電話帳の両方に発着信履歴が残る)、
外す(CSipSimpleにのみ発着信履歴が残る)。
:携帯電話連携の選択(任意で選択) ※標準設定は「抑制」。
自動(CSipSimpleから090番号による発信が出来る)、
抑制(CSipSimpleから090番号による発信が出来なくなる)。
:着信音
周りに配慮した音を選ぶ(設定解消)。
:スライド応答を使わない
押しやすい形式なので「ボタン」を選ぶ(設定修正)。
:ステータスバーのアイコン表示
チェックを残す(メモリ不足時の強制停止用の値が「2」で固定)、
チェックを外す(メモリ不足時の強制停止用の値が「5〜11」で変化)。
※Android10では残す必要あり。
強制停止用の値(Out of Memory)。
RAMの空きが十分ならチェックを外せる。そうでないなら外さない。
ログレベルを「0」にする(設定解消)。
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・通話オプション
DTMFモードを「帯域の世代タイプ」(Inband)にする(設定変更)。
保留中のトーン音声にチェックを入れる(設定修正)。
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・その他の機能
:ウィジェット
(CSipSimpleショートカット)
ダイヤル、通話履歴、お気に入り、メッセージ、簡易設定、設定。
以上を直接見に行く選択ができる。
(SIPアカウントスイッチャー)
押す事で接続もしくは休止ができる。
:通話中のアイコンの詳細
漢字の「甲」(数字を追加入力する)、
○で囲まれた「i」(コーデックなどの情報を表示する)、
縦向きの「…」(「終了、番号へ転送、呼び出しへ転送、保留、録音」が現れる)。
:待ち受けの停止方法
(方法1)
ウィジェットを押す。
常駐を継続。短時間の休止用。
再開はウィジェットを押す。通常はこちら。
(方法2)
アプリを起動後にメニューキーを押して「切断」を押して「OK」を押す。
常駐を停止。長時間の停止用。
再開はアプリを起こして再び画面をだす。
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・メモ
:不具合発生
SHV41(Android10)で使うと不具合が発生する。
「2つ目に登録したアカウントを有効化しようとしても登録完了にならない」
「スライド応答を使わないで設定した表示が着信時に反映されない」
「同一の設定で4Gだと音声が相手に届くのにWi-Fi回線で発信した場合届かなくなる」など。
やはり開発者たちには解散せずバグを修正してほしかった所。
:VPN
VPNに接続した状態で起動すると画面右上に「△に囲まれた!」のアイコンが出現。
それを押すと「Android 4.0でのVPNの変更点」の内容に移動するので「無視」を押す。
:設定のバックアップと適用
ダイヤル画面左下の鍵を押してメニューキーを押して「バックアップ/復元」を押す。
バックアップを押す(Configsフォルダ内に作られる)。
復元するファイル名を押す(Configsフォルダ内から戻される)。
復元しても
「コーデックの選択」
「コーデック毎の接続帯域タイプ」
「パスワードの再設定」
以上の内容は復元されないので手動で設定する。
作成したバックアップはCSipSimpleフォルダ内のConfigsフォルダに置く。
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