Androidスマートフォンの基本的な設定の手順を掲載。
・機種変更の順番 -
ショートカットの作成 -
ファイルの交換方法 -
ファイルの対応構成 -
ファイルの保存場所 -
連絡先の保存 -
Wi-Fi -
プライベートDNS -
APN -
VPN -
テザリング -
モバイルデータ -
WebView
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・機種変更の順番
:導入前
Googleアカウントをスマートフォンに登録する。
:アプリ導入作業
必要なAPKファイルや設定ファイル、アイコンのファイルなどをパソコンの同期用フォルダにコピーする。
その後Google Playから「CXファイルエクスプローラ」をインストール。
スマートフォン本体の設定のセキュリティ設定から
「提供元不明のアプリ」を点灯してインストールの許可を出す。
パソコンの同期用フォルダと同期。「ネットワーク」「新規ロケーション」でリモートを押す。
「ローカルネットワーク」を押してPC名を押してパソコンと接続。
APKはコピーせずアイコンを押してインストール。
設定のバックアップやアイコンのファイルなどはスマホ本体に移動して使用。
パソコンの同期用フォルダ、もしくはスマホ本体に存在しているファイルは使用後に削除する事。
(導入順序)
Telegramやメールなど必要性の高いアプリ→必要性の低いアプリ→ランチャーアプリ
ランチャーアプリなどの設定をバックアップしたファイルから書き戻す。
あるいはアプリを開いてアプリの設定を手作業で元の設定に戻していく。
:データ移行作業
「シャープデータバックアップ」のアプリを用いて音楽や写真などのデータをコピーする。
:スマホ設定作業
本体で変更しなければならない設定の変更も忘れずに行う。
:アプリ無効作業
1、機種変更に使ったけれどもそれ以降もう使わないアプリ。
2、使わないプリインストールアプリ。
以上のアプリをアンインストールもしくは無効化を行う。
無効化の際にはどのアプリを無効化したのかのメモを取っておくと便利。
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・ショートカットの作成
:コマンドへのショートカット作成法
「Shortcut Maker」をインストール。
https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=rk.android.app.shortcutmaker
「アクティビティ」の欄にある検索欄に「携帯電話情報」と入力。
設定と設定アイコンが表示されるのでそれを押す。
「携帯電話情報」が現れるのでそれを押し「ショートカットを作成」を押す。
これで「携帯電話情報」へのショートカットが画面に作成される。
ショートカットのアイコンはホームアプリの機能で加工してデザインを変える。
一例:ショートカット名は「選択」に変更。歯車のアイコンは別の図柄に置き換える。
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・ファイルの交換方法
小規模な交換。xmlファイルやYouTubeのリンクなどはTelegramで交換する。
大規模な交換。自分のパソコンとスマホとの交換には
Wi-Fi接続でESファイルエクスプローラーを使用する。
その際には予め自分のパソコンに必要な設定をしておく事。
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・ファイルの対応構成
JPGとPNGは「Tetra Filer Free」で表示。
MP3とFLACは「LISNA」で再生。
MP4とm3u8は「mpv-android」アプリで再生。
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・ファイルの保存場所
画像は「Pictures」フォルダ内にフォルダを作ってフォルダ別に保存する。
写真は「Pictures」フォルダ内の「DCIM」フォルダに保存する。
動画は「Pictures」フォルダ内の「movies」フォルダに保存する。
音楽はmicroSDカードに保存する。
アプリのAPKファイルは「backups」内の「apps」フォルダに保存する。
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・連絡先の保存
「Sony Contacts」を使用。APKMirrorからダウンロード。
「.vcf形式に対応」「SIMカードからのインポート」「SIMカードへのエクスポート」が可能。
その他の操作性も良好。以上を考えると連絡先アプリはこれが無難。
しかしAndroid 11からはインストール可能なバージョンがない。
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・Wi-Fi
:プライベートIPアドレスの固定方法
スマホのWi-Fi機能をオンにしてSSIDを長押しして「ネットワークを変更」を押す。
IP設定を「DHCP」から固定に変更。
IPアドレスの欄に固定したいIPアドレスを記入する。
IPアドレスの値はHGWを親機にしてブリッジモードで使用する場合の値。
IPアドレス(「192.168.1.*」) ※最後の1桁は一部の値を除いた任意
ネットワークプレフィックス長(「24」)
DNS 1の欄は「8.8.8.8」を設定。
入力したら「保存」を押す。
これでプライベートIPアドレスが固定される。
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・プライベートDNS
設定→ネットワークとインターネット→詳細設定を押す→プライベートDNS
プライベートDNSプロバイダのホスト名を押してドメインを入力して保存を押す。
無料Wi-Fiへの接続がおかしくなるなどの事態が発生して
使いづらくなった場合は「OFF」を押して無効にする。
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・APN
:APNの登録
SIMをトレイに乗せる。トレイを挿入して電源を入れて機内モードを解除する。
設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク
「モバイルデータ」を点灯したら詳細設定を押してアクセスポイント名を押し、「+」を押してAPNを登録する。
登録したら縦向きの「…」を押して「保存」を押す。
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・VPN
:VPNの登録
設定→ネットワークとインターネット→詳細設定を押す→VPN→右上の「+」を押す
名前(任意の名前)
タイプ(L2TP/IPSec PSK)
サーバーアドレス(HGWもしくはひかり電話が持っているグローバルIPアドレス)
IPsec事前共有鍵(HGWもしくはひかり電話のVPN設定時に控えた事前共有鍵)
ユーザー名(HGWで任意に設定したユーザ名)
パスワード(HGWで任意に設定したパスワード)
「詳細オプションを表示する」を押す。
DNSサーバー(「1.1.1.2」のアドレスを設定)
「常時接続VPNにはDNSサーバーを指定してください」らしい。
「常時接続の有無」に関係なくDNSサーバーを設定した方が無難。
「失敗しました」と出たなら接続失敗。パスワードもしくはIPsec事前共有鍵が間違っていないかを見直す。
「接続されました」と出たら接続成功。画面の右上に鍵のアイコンが出現する。
切断するにはVPNの項目を押すとセッションや期間、送受信の情報の画面が出るので
そこの「切断」を押すとVPNの接続を終了する事ができる。
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・テザリング
設定→ネットワークとインターネット→テザリング→Wi-Fiテザリング
「お外に持ち歩く用」の端末と
「お外で動画配信を見たりする用」の端末で異なるSSIDを設定する。
もしも一覧に並んだ場合、前者のSSIDの直下に後者のSSIDが並ぶ文字列にする。
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・モバイルデータ
:データ上限を設定
設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク→アプリのデータ使用量
モバイルデータ使用量の項目が開かれる。
歯車を押して「データの警告と制限」に移動。
「データ上限」を押して上限値を設定する。
1GBに抑える場合:「0.96」GBにして「設定」を押す。
3GBに抑える場合:「2.90」GBにして「設定」を押す。
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・WebView
WebViewのバージョンを慎重に上げる。
SHV41でのアプリ「Android System WebView」のバージョンは「83.0.4103.106」。
このバージョンだと検索語句を引数つきで指定したTwitterのURLによる内容を表示しようとするとエラーが出る。
www.apkmirror.com/apk/google-inc/android-system-webview/android-system-webview-90-0-4430-210-release/
SHV41でのWebViewをSH-RM12に内蔵されている初期バージョンの「90.0.4430.210」(443021003)に更新。
更新後は正常に表示される様になった。
Google検索やTwitter表示を利用した際にAndroid Webviewのバージョンを新しくしすぎると
Habit Browserで「勝手にダークモードで表示される現象」が発生するので慎重に更新する。
どこまで更新をかけるか。異なる書き方をするならばどのバージョンで更新を止めるべきか。
www.apkmirror.com/apk/google-inc/android-system-webview/android-system-webview-91-0-4472-114-release/
Target: Android 11(API 30)とあるWebViewの最終バージョンは
「91.0.4472.114」が該当。その次の
「91.0.4472.120」からは
Target: Android 12(API 31)と書いてあるのでそこが境目と判断していたが
www.apkmirror.com/apk/google-inc/android-system-webview/android-system-webview-93-0-4577-82-release/
バージョン93.0.4577.82をテスト後、特に問題がなかったのでこちらに更新する。
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