※Japanist 2002もしくはJapanist 2003での内容。
・Windows11への対処法 -
インストール -
設定 -
既知の不具合 -
国策
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・Windows11への対処法
「富士通は販売停止を早まった」「そもそも親指シフトを無くすべきではなかった」
「富士通は判断を誤る様な会社だから優勝旗を紛失するんだよ」とした印象になる誤った判断。
「Japanist 10」の販売停止に伴い「嘘だろぉ!?」と思う様な金額で
「Japanist 10」がオークションで取引されている。
富士通が「販売再開」「開発再開」もしくは「オープンソース化」の決断を下すまではJapanist 2003で
凌がないといけない場合もあるのである程度快適に使える様になる設定をメモとして残しておく。
:Windows11側の設定変更
1:IMEをWindows10向けのそれに戻す。
設定→時刻と言語→言語と地域→日本語の右にある「…」を押して「言語のオプション」をクリック。
オプションの下部にある「Microsoft IME」の右にある「…」を押して「キーボードオプション」をクリック。
全般を押して画面をスクロール。「互換性」の項目にある
「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」のオフをクリック。OKを押してオフをオンにする。
2:キーボードの詳細設定を変更する。
設定→時刻と言語→入力→キーボードの詳細設定をクリック。
アプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する(チェックを外す)
チェックを残すと異なるソフトを起動する毎にMS-IMEが優先的に起動された状態になってしまう。
使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する(チェックを残す)
チェックを外すと縦に太ったタスクバーの中に「丸かこみのJ」あるいは「日本」と表示される様になる。
格好としてはあまり格好よくない。
言語バーのオプションをクリック。
言語バー(「デスクトップ上でフロート表示する」を選択)
言語バーがアクティブでないときは透明で表示する(チェックなし)
言語バーをタスクバーで表示する(チェックを外す)
適用を押してOKを押す。
3:切り替え時の「あ」や「A」の表示を止める。
設定→時刻と言語→言語と地域→日本語の右にある「…」を押して「言語のオプション」をクリック。
オプションの下部にある「Microsoft IME」の右にある「…」を押して「キーボードオプション」をクリック。
「デザイン」をクリック。IME入力モードの通知のオンを押してオフにする。
4:不要な項目の表示を止める。
表示された言語バーの窪みをクリック。
「入力モード」「IMEパッド」「確定前の文字列を検索」「ツール」をクリックしてチェックを外す。
外したらマウスカーソルでドラッグして表示場所を移動する。
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・インストール
「カスタム」を選択。入力モード設定の入力方式で「かな」を選択。
「既定の言語として使用」にチェックの入った状態を選択。動作モードで「Unicodeモード」を選択。
「インストール」をクリックしてインストール。完了を押して「はい」を押して再起動を行う。
再起動後にメニューの「動作環境」から設定の変更を行う。
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・設定
環境スタイルで「標準」を選択した状態で「編集▼」を押して「スタイルの初期化」を押してOKを押す。
インストールとアンインストールを繰り返すと以前に設定した項目が引き継がれている場合がある。
:環境スタイル
「標準」を選択。
ATOKを使用したいがATOKにすると漢字変換の候補を出した際のカーソルの動きにバグが現れる。
選択している候補が候補1、候補2の次で「候補7」まですっ飛んでいく。
「標準」を抽出し、「ATOK」を抽出したあと、「ATOK」の抽出内容のテキストファイルに
「標準」で抽出したテキストの一部。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Fujitsu\Japanist\3.0\Style\ATOK\Color
の項目を張り付ける事でATOKの色合いながらも動きは標準という形式を取り込めるテキストファイルを
作成する事が可能だがその色合い(スタイル)が反映されるソフトと反映されないソフトがあり
古いソフトにしか反映されない。例えばTerapadでは反映されるがFirefox 90.0.2では反映されない。
:文字入力
「自動的に起動する」にチェックを入れる。チェックを入れないと手動での(キーを押しての)起動時に
「R」の文字が点灯した「ローマ字かな入力は有効な状態です」の状態で起動する場合がある。
プログラムの起動直後に親指シフトが有効化。英字を入力したい場合は手動でオフにする。
Windows11での使用時はその順番が基本になる。
:キーボード
「快速親指シフトを使用する」にチェックを入れてOKを押す。
「USB親指シフトキーボードの接続/切断を自動判定する」のチェックを外す。
以上の内容で適用を押す。
:動作
(OSログオン時の自動起動) ※Japanist 2002のみ
メディアパネル(チェックを外す)
俊敏辞典(チェックを外す)
:変換状態
ATOKの配色を参考に配色を変更して整える。
整えた内容はテキストファイルとして出力。
「編集▼」を押してテキストファイルへの抽出を押す。ファイル名を入力しスタイル名の一覧から標準を選択してOKを押す。
(変換状態の状態を表す枠/下線の設定)
「MSIME風(下線)で表示」の下線が不要な場合は「表示しない」を選択する。
:入力モード
非活性時も表示する(チェックを外す)
入力モードを表示する(チェックを外す)
入力モードを表示するとJapanist 2003で入力出来ないソフトやメニューを開いた直後から言語バーが消えなくなる。
正確には「言語バーの状態が正しく反映されなくなる」。
タスクバーの右端を左クリックする事で正常な状態に戻るがいちいち左クリックするのも面倒。
Windows11では(言語バーは)事実上使えない。
以上の内容で右下の「適用」を押してOKを押す。
それから再起動を行って設定が正しく反映される様にする。
:キーボード
「快速親指シフトを使用する」にチェックを入れる。
……。
それでもWindows11起動直後の最初の1回は「J」をクリックしてIMEを選択し直す必要がある。
「検索するには、ここに入力します」などの入力欄においては「3」をクリックしてIMEを選択し直す必要がある。
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・既知の不具合
:Windows10(11も)とJapanist2003の組み合わせで発生する既知の不具合
(ブラウザに関する不具合)
Chromium系のブラウザでは入力途中の文字が画面の左下に表示され
変換の確定後に入力フォームに入力される不具合が発生。
プログラムの互換性モードを「Windows7」にする事で解消する。
それかChrome系のブラウザを使わない様にする。
「Firefoxでいいじゃん」としか思えないので自分はこちら。
(OSに関する不具合)
検索などOS自体の入力フォームには親指シフトそのものが効かない。半角英数字の入力は可能。
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・国策
本来親指シフトは国策として国民に広く普及させるべき。
「Japanist 11」(税込4,980円)の登場による親指シフトの巻き返しは喫緊の課題。
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