・アドオン一覧 -
設定 -
about:config(無効化) -
about:config(機能改善) -
about:config(保存調整) -
about:config(描画調整) -
about:config(その他) -
stylesheet -
user.js -
その他 -
プロファイルの移行手順 -
ポータブル版との協調
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・アドオン一覧
「AdBlocker for YouTube」「Add custom search engine」
「ContextSearch web-ext」「Livemarks」
以上が導入したアドオンの一覧。
:ContextSearch web-ext
Context Menuの項目のSearch ActionsにあるLeft Buttonに対してのSearch Enginesを
「Open In New Tab」から「Open In Background Tab」に変える。
Highlightの項目の「Flash the currently active search term」のチェックを外す。
HighlightのSearch ResultsのGeneralの項目にあるチェックを外す。
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・設定
:一般
(フォントと配色)
「既定のフォント」の右側にある「詳細設定」を押す。
プロポーショナルは「ゴシック体」でサイズは13にする。
ゴシック体(「MS Pゴシック」、サイズは「13」)
等幅(「「MSゴシック」、サイズは「13」)
「ウェブページが指定したフォントを優先する」のチェックを外す。
(ブラウズ)
ピクチャーインピクチャーの動画の操作を有効にする(チェックを外す)
おすすめの拡張機能を紹介する(チェックを外す)
おすすめの機能を紹介する(チェックを外す)
:ホーム
(新しいウィンドウとタブ)
「カスタムURL」を指定してページのURLを入力。新しいタブは「空白ページ」を選択。
(Firefox Home コンテンツ)
「ショートカット」「訪れたページ」「ブックマーク」「最近のダウンロード」のチェックを外す。
:検索
検索バー(「検索バーをツールバーに追加する」を選択)
検索候補を使用する(「検索候補を使用する」も含めたチェックのついている箇所を外す)
:プライバシーとセキュリティ
ウェブサイトに「Do Not Track」を(略)(「常に送る」にする)
(ログインとパスワード)
強固なパスワードを生成、提案する(チェックを外す)
(履歴)
「記憶させる履歴を詳細設定する」を選択。
表示したページとファイルのダウンロード履歴を残す(チェックを残す)
検索やフォームの入力履歴を記憶させる(チェックを外す)
Firefoxの終了時に履歴を消去する(チェックを外す)
(アドレスバー)
「ブラウジング履歴」からのすべてのチェックを外す。
(許可設定)
自動再生の「設定」を押す。
すべてのウェブサイトの既定値(「音声と動画の再生を許可」)にして「変更を保存」を押す。
(Firefox のデータ収集と利用について)
「Firefoxが技術的な対話データを(略)」からのすべてのチェックを外す。
:拡張機能とテーマ
「拡張機能の管理」で歯車のアイコンを押す。
アドオンを自動的に更新(チェックを外す)
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・about:config(無効化)
:サジェストを無効にする
「browser.search.suggest.enabled」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
:タブを閉じる時の警告を無効にする
「browser.tabs.warnOnClose」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
「browser.tabs.warnOnCloseOtherTabs」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
:アドオンの更新確認を無効にする
「extensions.update.enabled」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
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・about:config(機能改善)
:設定項目にコンパクトモードを取り戻す
「browser.compactmode.show」を入力して設定を変更。「false」を「true」にする。
:ユーザースタイルシートを使える様にする
「toolkit.legacyUserProfileCustomizations.stylesheets」の名称で新規作成。「真偽値」を選び「true」にする。
これで「userChrome.css」と「userContent.css」が使える様になる。
:画像の情報表示を復活させる
「browser.menu.showViewImageInfo」を入力して設定を変更。「false」を「true」にする。
これで画像の右クリック時のコンテキストメニューに「画像の情報を表示」の項目が出現する。
:タブが新しく出来る時のアニメーションを止める
「browser.tabs.animate」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
:新しいタブによく訪問するサイトの一覧が表示されるのを無効にする
「browser.newtabpage.enabled」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
:サーチバーで検索した時の検索結果を新しいタブで表示する
「browser.search.openintab」を入力して設定を変更。「false」を「true」にする。
:リンクを新しいタブで開いた際に「現在のタブの右隣」ではなく「タブ群の右端の隣」に新しいタブを作る
「browser.tabs.insertRelatedAfterCurrent」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
:マウスホイールでスクロールする量を調整する
「mousewheel.min_line_scroll_amount」を入力して設定を変更。「5」を(自分は)「30」にする。
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・about:config(保存調整)
:メモリキャッシュを調整する
「browser.cache.memory.enable」は「true」のままにする。
「browser.cache.memory.capacity」の名称で新規作成。「整数値」を選び「-1」を入力する。
具体的なメモリの量を指定したい場合は「-1」ではなく「4096」(4MB)等の必要な値を入力する。
(メモリキャッシュを無効にする)
「browser.cache.memory.capacity」の名称で新規作成。「整数値」を選び「0」を入力する。
「browser.cache.memory.enable」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
これでメモリキャッシュが無効になる。メモリキャッシュは使用しないのでこちらの設定を採用する。
:ディスクキャッシュを調整する
「browser.cache.disk.enable」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
これでディスクキャッシュが無効になる。
「browser.cache.disk.capacity」を入力して設定を変更。「358400」(350MB)を「0」にしておく。
「browser.cache.disk.smart_size.enabled」を入力して設定を変更。「true」を「false」にしておく。
これでディスクキャッシュの値が「0」になる。
:セッション情報の保存間隔を調整する
「browser.sessionstore.interval」を入力して設定を変更。「15000」を「600000」(10分)にする。
:セッション情報の復元を停止する
「browser.sessionstore.resume_from_crash」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
:項目の保存動作を調整する
「network.cookie.thirdparty.sessionOnly」を入力して設定を変更。「false」を「true」にする。
これでサードパーティのCookieはセッションでのみ受け入れる状態になる。
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・about:config(描画調整)
:画面描画を調整する(1)
「layers.async-pan-zoom.enabled」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
これでトラブルシューティングの項目にあるグラフィックの非同期パン(ズーム)が「なし」に変わる。
これで描画エラーが発生しづらくなる。
:画面描画を調整する(2)
「extensions.blocklist.enabled」を入力して設定を変更。「true」を「false」にする。
「extensions.blocklist.interval」を入力して設定を変更。「86400」を「0」にしておく。
ブロックリストの読み込みを無効化。
あわせてプロファイルのフォルダの中の「blocklist.xml」を削除する。
「false」に変更する事で「blocklist.xml」の自動作成がされなくなる。
「services.blocklist.gfx.checked」を入力して設定名を右クリックしてリセット。unixtimeを「0」に変える。
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・about:config(その他)
:ユーザーエージェントを書き換える
「general.useragent.override」の名称で新規作成。「文字列」を選び書き換えたい内容を入力する。
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:90.0) Gecko/20100101 Firefox/90.0
これがバージョン90.0.2の設定。書き換えすぎるとウェブサイトが混乱するので注意。
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・stylesheet
ユーザースタイルシートの作成と調整。
:userChrome.css
FirefoxのUIを調整するファイル。
(ファイル位置) ※フォルダが無ければ作る
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\(プロファイル名)\chrome
以上のフォルダ位置に「userChrome.css」のファイル名で保存。
UTF-8Nの文字コードを用いて以下を記述して保存する。
@charset "UTF-8";
/* Status-4-Evar の代替 */
#browser-bottombox { height: 19px; border-top: solid 1px #CCC; background-color:#F9F9FA !important; }
.browserContainer>#statuspanel { left: 4px !important; bottom: 2px; transition-duration: 0s !important; transition-delay: 0s !important; }
.browserContainer>#statuspanel>#statuspanel-inner>#statuspanel-label { margin-left: 0px !important; border: none !important; padding: 0px !important; }
window[inFullscreen="true"] #browser-bottombox { display:none !important; }
window[inFullscreen="true"] .browserContainer>#statuspanel[type="overLink"] #statuspanel-label { display:none !important; }
/* 何もない所で右クリックすると現れるメニューから「←」や「→」などの図形を消す */
#context-back image,
#context-forward image,
#context-reload image,
#context-stop image,
#context-bookmarkpage image,
#context-navigation,
#context-sep-navigation { display:none !important; }
/* コンテキストメニューの「××で検索」を非表示 */
#context-searchselect,menuseparator#frame-sep,
#context-searchselect-private { display:none !important; }
/* タブの幅を設定 */
.tabbrowser-tab[fadein]:not([pinned]){
min-width: 120px !important;
max-width: 120px !important; flex-grow:1; }
/* タブには常に×印の閉じるボタンを表示する */
.tabbrowser-tab:not(:hover) .tab-close-button{ display:block !important; }
.tabbrowser-tab:not([pinned]):hover .tab-close-button{ display:block !important; }
:userContent.css
Firefoxのウェブ描画の表示を調整するファイル。
(ファイル位置) ※フォルダが無ければ作る
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\(プロファイル名)\chrome
以上のフォルダ位置に「userContent.css」のファイル名で保存。
UTF-8Nの文字コードを用いて以下を記述して保存する。
@charset "UTF-8";
/* skiaで一部の半角英数字が太くなるのを防ぐ */
input,select,option,button,textarea{font-family:initial;}
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・user.js
「user.js」とは変更したい設定を起動時に読み込ませる単独ファイルの事。
about:configから項目を変更するとどの項目を変更したのか訳がわからなくなる事がある。
about:configで直接変更した場合、Firefoxの「ダウングレード→元のバージョンに戻す」の行為で
記述したはずの内容が元に戻した際にabout:configから消されて設定が正しく反映されない事がある。
直接変更するのではなく「user.js」に記述する事で変更した内容の確認が簡単になる。
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\(プロファイル名)
「user.js」をプロファイルの入っているこのフォルダに作成。
文字コードはUTF-8N(BOMなし)、改行コードはCRLFで記述する。
user_pref("browser.tabs.closeButtons", 1); //整数値
user_pref("browser.newtabpage.enabled", false); //真偽値
user_pref("media.gmp-eme-adobe.abi","x86-msvc-x86"); //文字列
文字列の設定はダブルクォーテーションで囲う事。
記述して保存する事でFirefoxの起動時に反映される。
変更理由はコメントアウトして書いておくと分かりやすくなる。
(設定した内容を削除する方法)
「user.js」から削除したい設定の名前をコピーしてテキストファイルに貼り付けてから
「user.js」に書いてある削除したい項目を削除。それが終了したらabout:configを開く。
削除したい設定をテキストファイルからコピーして検索窓に貼り付け。
出てきた項目を右クリックしてリセット。以下それを繰り返す。
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・その他
:最近の履歴を消去の選択項目
「履歴→最近の履歴を消去」で(チェックを入れて)消去する項目は
「表示したページとダウンロードの履歴」「キャッシュ」「検索やフォームの入力履歴」。
:バックアップ手順
プロファイルの入っているフォルダをコピーする事でバックアップが可能。ただし
プロファイルの入っているフォルダ名は一致している必要がある。
:「古いバージョンのFirefoxを起動しています」を無効化
プロファイルの使用履歴によっては起動時に終了かプロファイルの新規作成しかないポップアップが出る。
プロファイルのフォルダの中にある「compatibility.ini」ファイルを削除してから起動する事で回避可能。
:メモ
右クリック禁止のページでもShiftキーを押しながら右クリックを行うとコンテキストメニューが表示できる。
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・プロファイルの移行手順
https://ftp.mozilla.org/pub/firefox/releases/56.0.2/
Firefox 56.0.2を導入。導入後にインターネット通信を切断してからFirefox 56.0.2を起動。
通信を切断しておかないと自動で更新されてしまう。
FEBEでバックアップしたプロファイル群から
FEBEをドラッグ&ドロップでFirefox 56.0.2にインストール。
Firefoxのプロファイルをバックアップする拡張「FEBE」が対応しているのはバージョン56まで。
Firefoxの更新で消えてしまうデータを事前に書き出しておき、更新後にデータを書き戻す。
:検索エンジン
アドオン「XML Search Engines Exporter/Importer 0.4」を導入した状態で
設定メニューから検索エンジンをひとつずつ「Export」でエクスポート。
アドオン「Add custom search engine」をFirefoxの更新後に導入。
XML形式でエクスポートした検索エンジンの情報をコピーしながら手動で書き戻す。
:ログイン情報
事前にFirefox 56.0.2でログイン情報を開いてスクリーンショットを撮影。
撮影したスクリーンショットを見ながらFirefoxの更新後に設定画面にて手動で書き戻す。
その後一度Firefoxを閉じる。プロファイルが生成されたフォルダからuser.jsを開いて不要な記述を削除。
フォルダの中にある「userChrome.css」「userContent.css」を一度白紙にしてから必要な内容を記述する。
https://ftp.mozilla.org/pub/firefox/releases/90.0.2/
その後通信を回復しFirefox 90.0.2を導入。Firefoxの自動更新がされてしまうので
「今すぐFirefoxを起動」のチェックを外して完了を押す。インストール直後は起動しない。
起動する前にFirefoxをインストールしたフォルダに「distribution」の名前で新しいフォルダを作成。
以下の内容を記述したファイルを「distribution」のフォルダ内に「policies.json」のファイル名で作成。
{
"policies": {
"DisableAppUpdate": true
}
}
これでFirefoxの自動更新が無効になる。その後Firefoxを起動して情報を書き戻し、各種設定を変更する。
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・ポータブル版との協調
Windows11上で動かすブラウザ、ひとつはFirefox、もうひとつは?となった時に選択肢の少なさに愕然。
結局は「Firefox Portable」の90.0.2を使用する事に決定。
しかしFirefoxが起動している状態でFirefox Portableを起動しようとすると
「同じFirefoxがもう一つ、既に起動しています。」という内容のメッセージが表示されて
Firefox Portableを起動する事ができないのでそれを回避する。
:FirefoxとFirefox Portableを同時起動する方法
Firefox Portableの方を先に起動してからFirefoxを起動する。
起動後にタスクバーのアイコンをドラッグして並び変える。
:複数のFirefox Portableを同時起動可能な状態にする方法
Firefox Portableのフォルダの中の「Other」フォルダをクリック、その中の「Source」フォルダをクリック。
「FirefoxPortable.ini」をテキストエディタで開く。
「AllowMultipleInstances=false」の「false」を「true」に書き換えて保存する。
これでメッセージが表示される事もなく起動するようになる。
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