[ 自民・小林鷹之氏「責任の取り方考えて」 ] 自民党の小林鷹之元経済安全保障担当相は
24日放送のBSテレ東番組で、昨年の衆院選に続き、7月の参院選でも大敗した石破茂首相(党総裁)に
対し「組織のトップである総理・総裁には、しっかりと責任の取り方を考えてほしい」と重ねて要求した。
小林氏は「民意という形で選挙結果が出た。誰も責任を取らずにこのまま進んでいくとすると、
自民がこれまで守ってきた民主主義を否定することになりかねない。強い危機感を抱いている」と強調した。
小林氏は昨年の総裁選に立候補し、中堅・若手を中心に支持を集めたが、出馬した9人中5位の
結果となった。次期総裁選が実施された場合、出馬も含めた対応について問われると
「首相が続投するといっており、総裁選前倒しの話が出ている中で、何か私がどうこう申し上げる
立場でもない」と述べるにとどめた。一方、「今、本当に日本が厳しい状況に置かれている。
自分にできることを最大限やっていきたい」とも語った。(産経 2025/8/24 10:54)