[ ホームスチール失敗で試合終了 ] 「中日1−2広島」(28日、バンテリンドーム)中日は
1−2の九回2死一、三塁でホームスチールを敢行。球審判定はアウトだったが、
井上監督がリクエスト。リプレー検証の結果、判定は覆ることなくゲームセットとなった。
1点を追う九回は1死から代打・辻本が左翼線二塁打。2死後、代走に尾田が起用された。
ここで上林が左前打を放ったが、前進守備だったこともあり三塁ストップ。2死一、三塁で
打席に山本が立った。カウント2−2となったところで、三塁走者の尾田がスタート。
セットポジションに入っていたマウンドの広島・ハーンは捕手の声に気づいて本塁に送球し、
頭から滑り込んだ尾田とクロスプレーだったが判定はアウトだった。リプレー検証後も
判定は覆らずアウトのままだったが、井上監督は審判に確認。捕手のコリジョンについて
確認したとみられる。(デイリー 2025.06.28)
紙一重のプレー。キャッチャーの石原貴規もピッチャーのハーンも落ち着いて処理していた。
9回裏2アウトの攻撃で打席に立っていた(中日の)山本泰寛の今日の成績が複数安打で
そのまま打たせてもよかったのでは?と思わない事もないが井上監督の作戦は間違っていない。
とにかく紙一重。最後の最後だけは勝利の女神が広島に微笑んでくれたとしか言い様がない。
以上。