[ なぜパ・リーグが上位独占? プロ野球交流戦 ] ソフトバンクが6年ぶり9度目の優勝を
果たした今季の「日本生命セ・パ交流戦」は、パ・リーグ球団がセ・リーグ球団に
大きく勝ち越し、上位を独占。ここ数年はセとパが拮抗(きっこう)していたが、かつての
「パ高セ低」の構図に逆戻りした形となった。格差の要因として、投手力の差に
「飛ばないボール」が拍車をかけたという指摘のほか、指名打者(DH)制への
適応力などが挙げられている。(産経 2025/6/24 17:41)
1:指名打者制度の有無。
指名打者制度を採用した事で一般的には打撃に劣る投手が打席に入る事がなく、
いわゆる「切れ目のない打線」を組む事が可能になる。
その打線に対峙しなければならない投手は進化の必要に迫られる。
山本由伸とか、やっぱりすごい投手だったんだなと改めて思うわ。
で、今度は進化したその投手から安打を放つなりして打ち勝つ必要が発生する。
次は打者が進化する。
その繰り返しで強くなっていく。これがパリーグの方が強い最大の理由。
2:「東京」「関西」へのルサンチマン。
ルサンチマン(弱者が強者に対して抱く、嫉妬、恨み、憎しみ、劣等感などが
複合的に絡み合った感情の事)
日本の中心と言えば東京だし、遊びも仕事も東京(とその周辺)に行けばなんでもある。
パリーグもバファローズは大阪府内と神戸市内の球場を本拠地としてはいるが
球団の人気を形成する「メディアからの情報発信量」は阪神タイガースの方が上。
セリーグに所属している読売、東京ヤクルト、阪神といった強者とされる地域に本拠地を置く
そうした球団を「直接倒せる機会」は基本的に交流戦だけ。
3:パリーグの球団のスコアラーが優秀。
情報は分析してナンボ。その分析力は一朝一夕に出来上がるものではない。
4:セリーグの球団に確固たる4番打者が不在の球団が多い。
巨人の岡本は怪我で離脱。ヤクルトの村上は怪我が再発して離脱。
確固たる4番打者と言えるのは阪神の佐藤輝明ぐらいじゃね?
横浜:一応オースティンって事でいいのか? 中日:…細川?
広島:一応モンテロ。あとは末包。個人的には中村奨成の4番が見てみたい。
打線がふにゃふにゃしている。広島はようやく1番大盛2番ファビアンという
比較的理想的な1番2番を組み始めたばかり。
こんな感じかな。
以上。