[ 群馬・伊勢崎市図書館 複合施設として新たに移転整備 ] 伊勢崎市は、老朽化が進む
現在の市図書館を移転し、複合施設として新たに整備する方針を明らかにしました。
これは、30日に開かれた定例会見で伊勢崎市の臂市長が発表したものです。
現在の伊勢崎市図書館は1977年に開館し、施設の老朽化に加え、閲覧スペースや
資料室などの手狭さが課題となっていました。新たな移転先は、伊勢崎駅南口近くにある
伊勢崎織物協同組合の所有地と「いせさき明治館」周辺を含むおよそ9200平方メートルの
エリアです。新しい施設は、図書館を中心に、創業支援や情報発信などの機能を備えた
複合施設として整備される予定で、市では「にぎわいの創出拠点」として期待を
寄せています。すでに市は、基本構想の素案を取りまとめており、今後は有識者や
市民公募による検討委員会を設置して、具体的な整備内容を詰める予定です。
構想は今年度中に取りまとめ、設計・建設には2027年度以降に着手する計画です。
また、来月には市内各地でパネル展示会を開き、市民からの意見も
募るとしています。(群馬テレビ 5/31 18:57)