[ 米相互関税でNY株が急落し1679ドル安 ] 3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は
急落し、前日比1679・39ドル安の4万0545・93ドルで取引を終えた。トランプ米政権が
「相互関税」を発表したことを受けたもので、下げ幅は2020年6月以来、約4年10カ月ぶりの
大きさ。貿易摩擦の激化に伴う世界的な景気後退への懸念が強まり、売り注文が優勢となった。
米政権の関税強化策を受けて貿易相手国による報復措置が連鎖すれば、世界のサプライチェーン
(供給網)が混乱し、米国企業の業績も悪化するとの見方が広がった。アップルやアマゾン・コムなど
IT大手の他、スポーツ用品のナイキといった世界的に事業展開する銘柄の下落も目立った。
(共同)(産経 2025/4/4 06:40)