[ 「サトウのごはん」17商品の販売を終了 ] サトウ食品(新潟市)は24日、パックご飯
「サトウのごはん」のうち17商品の販売を終了すると発表した。昨年夏に発生した
「令和の米騒動」の影響でパックご飯の需要が急増し、生産が追い付かなくなったため。
販売を継続する「新潟県産コシヒカリ」(200グラム)など主力商品に生産を集中する。
サトウ食品によると、同社はパックご飯業界の最大手で、60超の商品がある。
販売を終えるのは「いわて純情米ひとめぼれ5食パック」(千グラム)や
「新潟県産コシヒカリかる〜く二膳」(260グラム)など。いずれも2022年秋から
休止しており、再開のめどが立たないと判断した。販売終了の17商品とは別に、
「コシヒカリ小盛り5食パック」(750グラム)など5商品の販売を5月末ごろから休止する。
再開時期は未定としている。パックご飯は、相次ぐ災害や新型コロナウイルス禍を機に
常備食としてのニーズが高まったほか、単身や高齢者の世帯で日常的な
活用が広がっている。(産経 2025/3/24 21:47)