大阪では「エキスポ駅伝」が開催されている。大阪の朝日放送が制作局として番組を制作。
それを全国テレビ朝日系列で放送するという展開で今回の大会を主催者としても支えている。
主催:朝日放送グループホールディングス株式会社 特別協賛:株式会社ACN
中継内容は基本的にヘタ。
1:どこを走ってるのかよく分からない。
大阪の街の地理に疎い人が置き去りにされる画面構成。
2:コース選びがヘタ。
これはテレビ局だけの問題ではないが沿道に観客が集結「できない」道路が散見される。
誰も見ていない様な所を走る選手の映像は、あたかも観戦の為に外に出ないで下さい
テレビを見て応援してくださいといったコロナ禍の往時を想起させてしまう。
3:スイッチングがヘタ。
どの映像をテレビ中継の電波に流すか?という選択が不自然。
普段中継していない、するにしても全日本大学駅伝ぐらい、という経験の浅さが見えている。
全日本大学駅伝はメーテレが主な担当だろうとは思うが。
4:テロップの文言がヘタ。
画面右上の会社名、大会名の下段に位置する「見出し」の情報がつまらない。
5:新しい事をやろうとしてことごとく失敗している。
1970年当時の街並みを稚拙なCGで再現してその中を今走っている選手と合成する?
それをやって一体何になるの?不自然な映像を見せられているだけ。
中継所を映す映像にCGを合成しているが余計な情報は必要ない。
テレビ番組に限った事ではなく音楽のMV(ミュージックビデオ)にも最近ありがちな事なんだが
テロップが洪水の様に表示されている「テロップ過多」の現象が発生している。
そう言った「ダメな映像」を作ってしまっている。
6:明るさが不安定。
地上からのカメラと空中撮影からのカメラで明るさが違っているので切り替わる度に
明るさがコロコロと変わって不自然。
「わざわざニチアサを潰してまでやる様な中継映像か?」
朝日放送が主催なので朝日放送が制作局のプリキュア(シリーズ)で現在放送中の
「キミとアイドルプリキュア♪」の登場人物の着ぐるみたちを中継に登場させたりと
ニチアサが潰れた事で悲しい思いをしていそうな視聴者層に応えようとしてはいるが
こんな稚拙な駅伝中継だったらニチアサを潰す程の価値はない。
日本テレビ、読売新聞>TBS、毎日新聞>テレビ朝日、朝日新聞
テレビ局の名称は東京キー局を基準に書いておく。これが駅伝中継の力量差。
……。
今回の「エキスポ駅伝」に関して言えば実施時期や走るコースなどの見直しは必要だが
実業団対大学生という対決の構図自体は非常に面白い物だと思っている。
以上。