[ 奥羽線が4月25日に全線再開 ] JR東日本は20日、昨年7月の記録的大雨で被災し、
不通が続く奥羽線新庄(山形県新庄市)−院内(秋田県湯沢市)間の復旧工事にめどが
立ったとして、4月25日の始発から運転再開すると発表した。奥羽線の全線再開は
約9カ月ぶり。山形、秋田両県では昨年7月、1日に2回の大雨特別警報が出るなど
記録的大雨に見舞われ、最上川など河川の氾濫や浸水被害が各地で発生。
JR東によると、同区間の計26カ所で、大雨の影響による線路への土砂流入や
のり面崩壊などが確認された。復旧に伴い非電化区間となり、架線は順次撤去する。
バスによる代行輸送は4月24日で終了する。一方、昨年7月の記録的大雨で運転を
見合わせている陸羽東線の鳴子温泉(宮城県大崎市)−新庄間は、
再開のめどが立っていない。(産経2025/2/20 13:30)