[ トランプ氏、メキシコ・カナダに25%の関税意向再表明 ] トランプ米大統領は1月30日、
カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を2月1日から課す意向を改めて表明した。
ホワイトハウスで記者団に述べた。また、中国やロシアなどの新興国で作るBRICSが、
米ドル以外の通貨体制を推し進める動きをみせていることに反発し、BRICSには100%の関税を
課すと警告した。トランプ氏は記者団に対し、カナダ、メキシコ産品への税率を
段階的に引き上げていく可能性があると示唆した。(産経 1/31 20:54)
[ カナダ・メキシコ・中国への追加関税は「2月1日に発動する」 ] 米国のキャロライン・レビット
大統領報道官は1月31日の記者会見で、カナダとメキシコに対して25%、中国に10%の
追加関税をそれぞれ2月1日から実施すると述べた。詳細は1日に公表する考えを示した。
措置を撤回するどうかの決定は「大統領に委ねられる」とも述べた。レビット氏は、ロイター通信が
カナダとメキシコに対する追加関税を3月1日から実施する予定だと報じたことについて
「報道は誤りだ。今まで大統領と一緒にいたが、関税は2月1日に発動する」と述べた。
中国に対しても「米国で違法なフェンタニル(合成麻薬)の流通を許したことで、何千万人もの
米国人が命を落としている」として、10%の関税を課すとの考えを示した。(読売 2025/02/01 06:32)