2025年01月26日(日)わけ

[ 小林香菜が日本人トップの2位「わけがわからない」 ] 「第44回大阪国際女子マラソン」
(産経新聞社など主催、奥村組協賛)が26日、ヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区)発着の
42・195キロのコースで行われ、ウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)が2時間21分0秒で
連覇を達成した。日本選手トップは小林香菜(大塚製薬)が日本歴代10位となる2時間21分19秒の2位。
鈴木優花(第一生命グループ)が2時間21分33秒で3位と続いた。小林は30キロでは鈴木優に
35秒の差をつけられていたが、その後ペースを落とすことなく猛追。競技場に入る直前に2位に浮上した。
レース後は予想以上の好記録に「まだ実感がなくて、わけがわからないです」と驚きながらも
満面の笑みを浮かべた。今大会は、9月に開催される世界選手権の代表選考レースの一つで、
代表は3月の東京マラソン、名古屋ウィメンズを経て決まるが、小林は代表権獲得に
大きく前進した。(産経 2025/1/26 15:23)

「わけがわからないです」に感じるキュゥべえ味。

カンテレ(関西テレビ)を制作局としたFNS全国28局ネットの全国放送生中継番組に
群馬県出身のマラソン選手がこれだけたくさん何回も映ったのみならず、道中で、そして
残り1キロを切った所で劇的な追い抜きの場面を見せてくれたという事実。

[ 日本勢トップに本人混乱 ] エデサと一騎打ちとなった鈴木は、27キロから徐々に後退。
30キロ地点は13秒差の1時間39分31秒だったが、パリ五輪でマークした自己ベスト
2時間24分2秒を大きく上回る2時間19分台のペースを守った。
ところが、ゴールまであと800メートル地点で小林が鈴木に追いつき、一気に逆転。
そのまま日本勢トップとなる2位でゴールした。 23歳の小林は早大時代にランニングサークルに所属。
卒業後に大塚製薬入りした実業団ルーキーだ。すり足のような独特のピッチ走法が印象的。
個性あふれる女子マラソンの新星が誕生した。場内インタビューに立った小林は「ちょっとまだ実感なくて、
訳がわからないです。タイムいくつですか?」と第一声。記録を聞かされると「ありがとうございます」と
照れ笑いした。「今回は(2時間)23分30秒の世界陸上の標準記録を切ることを目標にしていた。
予想以上に走れて驚いています」と振り返った。(THE ANSWER 1/26 14:55)

ゴール後のインタビューにも初々しさが残る内容だった。

[ キツさが痛みで和らいだ。よくわかんないんですけど(笑) ] 小林はレース後の会見では
「今回のレースはハーフまで先頭集団についていくっていうふうに自分の中でもそう決めてて、
ハーフでちょっと離れてしまったんですけどそこから自分のペースで前を見て走っていたら
気がついたら鈴木さんの背中が大きくなっていて、行けるよっていうふうに言っていただいたので、
ラストスパート頑張って、思いもしてなかった結果になって、とても嬉しいです」と話した。
15キロ付近でペースメーカーと給水で接触したときは「あのときは正直結構もうきつくて、
足とかしんどくて、ぶつかってしまったダメージはもちろんあったんですけど正直そこで一瞬焦って、
でもだからこそ落ち着けたところはあります。なんでしょうね、きつさがちょっとぶつかった痛みで
和らいだという。よくわかんないんですけど(笑)」とヒヤッとしたアクシデントも笑顔で応えた。(TBS 1/26 18:06)

あっけらかんとした所が最大の武器に思える。

※何もなかったように平気でいるさま。何事もあまり気にせず、けろっとしているさま。

以上。

2025年01月26日(日)20時10分11秒