群馬県の隠れた魅力はオール日本スーパーマーケット協会とシジシージャパンが拮抗している事にある。
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)加盟スーパーはとりせん。
とりせん(63店舗) 年間売上高:929億円(2024年2月実績)
CGC(シジシージャパン)加盟スーパーはフレッセイ。
フレッセイ(50店舗) 年間売上高:808億円(2024年3月実績)
例えば長野県ならツルヤがCGCに加盟、デリシアがAJSに加盟している。
店舗数や売上高を見たらツルヤがデリシアを圧倒。
山梨県ならオギノがCGCに加盟、いちやまマートがAJSに加盟している。
店舗数や売上高を見たらオギノがいちやまマートを圧倒。
新潟県は原信、ナルスがCGCが加盟。昨年10月に(株)スポットがAJSに加盟した。
「スポット?」となったがピアレマートと聞いたら分かる。直江津のイトーヨーカドー直江津店だった
「エルマール」の建物に居抜き出店したスーパーマーケットが個人的には代表的な店舗。
店舗数や売上高を見たら原信、ナルスのアクシアル組がスポットを圧倒。
そうなるとAJSの商品を入手するのに苦労する。群馬県にはそれがない。
本社が館林市にあるので館林市や太田市に強みを持つとりせん。
本社が前橋市にあるので前橋市や沼田市に強みを持つフレッセイ。
そうした地域差によるドミナントの濃淡の差はあるものの、そこまで入手性に大きな差はない。
少なくとも長野県や山梨県の事例と比較したら差はないと言っていい。
そこが群馬県の隠れた魅力。
以上。