2024年12月27日(金)草加

自分の訪れたい場所がたくさんある。東武鉄道の株主優待乗車券がまだ手元にある。なので訪ねに行く。

そういった塩梅で以て出発。数回の乗り継ぎを経て新越谷で降りる。ただし改札は出ない。
そのまま各駅停車の側のホームで待機。やってきた各駅停車の中目黒行きに乗車して更に進む。

新田に停車した所で下車。改札を抜けて外に出る。出口の左脇には古びた自転車置き場。
なんか2階建てとかの新しい建物にしてその分駅に隣接している土地を開けて建物を建てたくなる様な感覚。
歩いてすぐにカワチ薬品に到着。大きさは中型店舗と称した方が分かりやすい。巨大駐車場が完備された
いわゆる「メガドラッグストア」の業態とは異なる店舗。入店して店内を軽く見て回る。
自分の中で楽しいのは「今この時間帯だけは自分がこの地域の住民になったかの様に振る舞う」事。
それぞれの地域にそれぞれの生活、それぞれの人生が存在している。そこにある程度の所までなりきる事。

冷蔵ケースに陳列されている栄養ドリンクの類の中から栄養ゼリーを購入。外に出て早速飲み干した。
歩き始めて程なくして日高屋に到着。入店すると時間帯もお昼時とあってか結構な混雑。
それでも1人歩きなら空いてるカウンター席に着席できるから便利だね。タッチパネルで注文を行う。
この時間帯なのでガラスで仕切られた調理場から見える光景では調理人たちが腕を振るっている。

待つという概念がそもそもない。「電車に乗って自分の好きなイヤホンとイヤーピースで好きな音楽を聞いている時間」。
それを車内でやっている間に勝手に移動していた。ぐらいの感覚を持っている。それと同様。
着席して暖房の効いた店内でこの後の行動に際して必要な情報を獲得する為の調べ物をしている間にやって来る。

そうした概念の元に商品が到着。飲食を行いタブレット端末を触ってお会計のボタンを押して代金を確定させる。
伝票を持ってレジに向かい代金を支払って退店。日高屋に到着する前から日高屋の隣に存在している事を
確認していたドラッグコスモスに入店。売り場の構成の仕方が他のコスモスとは少し異なるので違和感はあったが
それでも店内の奥の壁づたいには冷凍食品等の売り場がケースで並んでいるなどの共通項はあるので
大きな違和感はなかった。相変わらずの低価格路線と無数の防犯カメラが天井からぶら下がっている様子は
他のコスモスと一緒。それを見てからお店を出て近くのビッグエーでヨコオの杏仁プリンを購入して外でパクパク。

ビッグエーは高いね。と思ったら一部の安売り商品はコスモスよりも安かった。

たまにこういう逆転現象があるから面白い。杏仁プリンを食べてから歩道を進んで横断歩道のある所で停止。
青信号にかわった所で手を挙げて横断歩道を渡って反対側の歩道に出る。そこから歩いてイトーヨーカドーに到着。
平屋ワンフロアの食品スーパー状態なイトーヨーカドーはイトーヨーカドーと称していいのか疑問に思うが。

かつては2階建ての店舗だったが閉店後に取り壊して平屋1階の食品スーパーに造り替えた。
個人的には2階建てでよかったと思うがよっぽど2階の衣料品売り場が売れていなかったらしい。

食料品は食料品で価格を見ると業界他社やドラッグストアなどよりも高めの価格設定が散見される。
これはイトーヨーカドーに限らずヨークベニマルなどのヨーク系スーパー全般に言える。

この物価高の状況では安さを売りにして他店に対抗できないと厳しい。

食品スーパーとしての売り場作りは近年の流行に通り。平らに並べた商品に垂直となる形でのポップを掲示。
通路幅を広く取って買い物カート同士での行き交いも円滑に可能な通路作り。

セブンプレミアムのプライベートブランドやセブン銀行のATMといったものに目的や用事があるなら悪くはないが
それ以外では特に積極的に利用しようとは思えないというのが新生イトーヨーカドー新田店への感想。
そうしたイトーヨーカドーを出て小走りも用いて高架沿いを南に沿って進む。途中で高架下を横切って
この高架区間を走る列車から通る度に見えていたカインズに立ち寄って売り場を見学。1階と2階に売り場が別れている。
まずは1階を回遊してから店舗内の脇にある細身のエスカレーターで2階へと上がって2階を回遊。
それから階段で1階に降りて外へ出る。その後高架下を再度横切って高架沿いを南に進んで獨協大学前駅に到着。

かつての松原団地、いや今はUR賃貸住宅主導によるコンフォール松原の大規模アパート群が数十棟ほど。
なので現在では団地というよりもマンション、アパート街と言った方がしっくり来る。

そうしたビル群の中を「駅名こそ獨協大学前とか言うけど実は獨協大学とは距離がある。
以前の駅名の松原団地の方が駅から団地までの近さを考えたらしっくり来る。

ただ駅名変更に関する費用は獨協大学が全額負担した訳で、確かに距離はあるがそこまで目茶苦茶遠い訳でもないので
この駅名(獨協大学前)でもさほど大きな違和感はない」みたいな事を考えながら歩いて「トーブ イコート」に到着。

東武鉄道が手がけた商業施設。まずはヤオコー側の出入口からヤオコーに入る。
ヤオコーは埼玉県内に限れば出店場所の選定に失敗はない。「どうしてこんな所に建てたん?」という不思議はない。
そこは信用していい。ただしヤオコーの源流は小川町で現在の本社は川越市と埼玉県の「西側」に置いてある。

その事が原因なのか埼玉県の「東側」にはこれまで手薄な地域が存在していた。それが久喜市。

最近になって東鷲宮駅のすぐそばのイオン(ダイエー)跡地に建てた。
あるいは久喜市の吉羽に建てた。遅まきながら久喜市に力を入れ始めた様な形跡が伺える。

そんな事を考えながら店内を回遊。から揚げやカツ丼などヤオコーのお惣菜は比較的旨い(けど少し高い)。
みたいな商品を見ていると食べたくなる物のこの先もまだまだ移動が続いていくのでちょっとその時間はないなぁと考える。

1階のヤオコーを巡ってから2階に上がって2階のダイソーへ。来年行われる全国男子駅伝の宣伝ポスターが
額に入れられた状態で鎮座している。ダイソーはこの大会の筆頭スポンサーという事もあってか宣伝に力を入れている。

売り場では日本製のマジックテープの在庫を確認。同様の商品が中国製の廉価な商品へと置き換えられており
店舗によっては日本製の在庫がもうない!という状況にも陥っているがここのダイソーでは1枚だけ日本製の存在を確認した。
1階に降りて外へ出る。歩いて次の目的地へと向かう。ベルクスなどが入居しているマツバラテラスへ到着。
マクドナルドの屋外席を見ながら入店してベルクスでは濃いカルピスを購入。店内では「5年連続7回目!」と
東日本実業団駅伝を過去最高の順位となる3位で戦って元日のニューイヤー駅伝への出場を宣伝、感謝するポスターが。

スーパーベルクス(店舗)を経営するサンベルクス(企業)という図式なので企業名よりも店舗名の方がしっくり来る。
屋号か企業名のどちらかをどちらかに統一した方がいいんじゃないかなぁ?みたいな事も考えてしまう。

外に出てから獨協大学前駅に再度到着。モバイルSuicaで改札を通って各駅停車に乗って新越谷で下車。
新田−新越谷の区間のみならず獨協大学前−新越谷でも初乗り運賃で乗れる。切符は160円、ICは157円。
新越谷ではIC専用改札を通って「即!」新越谷ヴァリエの店内に突入。ユニクロの店内を回遊して回り、
階を降りて更に降りて地上に出てサンドラッグのある辺りを通って越谷サンシティに到着。

催し物が行われる「サンシティホール」と「イオン南越谷店」の2つの建物が存在している大型施設。後者は元ダイエー。
解体の話も出てきているが正確な時期や建て替え後の施設の内容に関して決定した事実は何もない。
浮かんでは消え浮かんでは消えと難破船の様な状況に陥ってしまっているというのがこの建物の特徴。

イオン側の出入口から中に入ってまずは1階を軽く見回してから地下1階にエスカレーターで降りていく。
ゆっくりと下っていくエスカレーターで降りて地下1階の食品売り場に到着。牛乳を購入して店内の飲食可能箇所で飲む。
それから1階へとエスカレーターで上がっていき更にエスカレーターで2階に上がる。2階は衣料品売り場。
「TVC」の看板が柱に貼られている箇所を訪れたりと服飾を見て回ったがこちらも年寄り臭い見た目の服装が多く
積極的に手に取ってみたくなる様な物がなかった。それから3階に上がるもこちらはイオン北関東カンパニー事務所が
3階を占めているので更に上の階へと上がるしかない。4階に上がって歩いてキャンドゥに到着。とはいえ
今100円ショップに売られている自分にとって必要なもの、は特にないのでトイレに向かう。トイレには先客。
仕方がないので近くにある階段で更に上がって5階に到着。5階のトイレには先客がいなかったのでトイレを済ませる。

5階にしろ4階にしろ出入口の扉は古さが残るが中は比較的最近に改装の手が入ったのか割と近代的だった。
トイレを済ませてから地上階に出て駅周辺をぶらりしながら歩いて新越谷駅の中に入る。
階段とエスカレーターを利用して改札階にようやく到着して改札を通って更に上のホーム階まで上がる。
しばらくしてからやってきた電車に乗って乗り継いで帰宅。

2024年12月27日(金)18時26分35秒