2024年11月15日(金)大出発

割と寝てた。色々な目的はあるがそこまで多くの目的を抱えている訳ではない外出に出発。
今回は出だしからいつもの頃合いよりも遅めの出発時刻。なので乗り始める駅への到着も遅め。
それでも時刻表アプリを開いて見るとお昼頃には到着可能という検索結果が表示された。

到着して列車に乗って出発。基本的に車内では音楽を聞いている事が殆ど。
音質の高いイヤホンを多少値は張ったが購入して持ち歩く事で音楽を聞く事によって発生する
体力の低下が発生しない所かテンション上がってきたみたいな感じで調子がよくなる。

「本当に音質のいいイヤホンとイヤーピースとUSB DACで音楽を聞くと体調は微妙に上がる」。

そうした結論を迎え入れながら音楽を聞いている事が殆どの車内状況。終点に到着して乗り換えて出発。
しばらく走ってまた別の終点に到着。トイレを済ませてから乗り換えて出発。目的地は割とすぐに決めていた。

高架を走りビル群を見て地上ホームに滑り込み「日比谷線に乗り換えるなら北千住よりも西新井」の方が
対面乗り換えで便利という印象を出発後に思い団地的な白壁の建物の横を走り抜けて乱雑な街並みに到着。

北千住を出れば急行列車は駅を飛ばして曳舟まで向かう。東向島近くではボウリングのピンを目撃。
瞬時に通りすぎる。やがて曳舟に到着。下車しないと次は押上駅。下車して高架ホームで見る東京スカイツリー。
今日は展望台の上の方から先端部分が曇に覆われていてハッキリしない。そうした様子を眺めてから階段を降りる。
降りて歩いて赤い手すりのエスカレーターを使ってホーム階に上がって亀戸線のホームに到着。
ほどなくしてやってきた2両編成の列車が停車。ドアを開けてそれまで客人を降ろしていく。
乗客が無人の状況になってから新たな客人が乗りはじめる。

ほどなくして発車時刻。「Passenger」が流れてから出発。曳舟駅構内こそ単線だが短い路線の割には
実はその殆どが複線とかいうかつては本線の扱いだった往時の名残を体感しつつ数分で終点の亀戸に到着。

亀戸駅の頭端式ホームに到着。降りてなだらかな下りの床面アスファルトの上を歩いて改札の手前に到着。
予め手に持っていた株主優待乗車券を改札機に通して出場。改札の外の人になる。
亀戸線は東京都23区内を2両の車両が走るとかいう都電荒川線を除いたらかなりの短い編成。
その事も手伝ってか都内23区の路線でも地味な路線扱いをされている訳だが個人的には超が付くほど重要な路線。

この路線がなかったらどうなっていたか。

1:JR線との乗り換えは北千住くらいしかなく北千住の混雑がますますひどくなっていた。
2:株主優待乗車券で乗れる距離が短くなっていた。「亀戸まで乗って行ける」のは相当に便利な事。

この路線がなかったら相当不便な状況になっていた。

サンキュー亀戸線フォーエバー亀戸線。

改札を出場して駅の外に出て意匠はこれまでの建物を酌んだ新館(?)の方のアトレ亀戸に入店。

とはいえこれまでの建物と殆ど一体化しており、どこからが元の建物でどこからが新しい建物なのか
屋内を歩いている限りではちょっと分かりづらい感じがしますねというのが自分の感想。

元々の建物の隣に増床棟を建て、6階までのすべての階で接続を取るという形式を採用しているので
元々の建物との境目がよく分からないという印象の建物になっている。

1階から見て回る。基本的には「イオンのショッピングモールにありそうなテナント」が並んでいる。
2階以降も割とそんな感じ。利用しやすいお店が増えたなぁという実感を持ちながら2階を、3階を、
4階を、5階を見てまわってそろそろお昼時なのでお昼は6階で頂く事にする。

6階にあるかっぱ寿司に入店。出来て日が浅いのかまだ知名度もそこまでなく新しい割には
そしてお昼時の割には珍しくカウンター席にまだ若干の余裕があったのですんなりと入る事が出来た。

カウンター席の上にあるタッチパネルで注文。タッチパネルのUIは魚べいのそれと同じ。
ただ説明画像や説明文が異なるだけで基本的な仕組みは魚べいのそれと同じなので使い慣れている。

まぐろとびんちょうまぐろと真いかとやりいかを食してごちそうさまでした。会計を済ませて後にする。
7階の方に階段で上がる。7階には亀戸駅周辺を一望できる「そらいどひろば」が存在。
何本も線路が通っている光景を見下ろす絶景。左から東武亀戸線、総武快速線、総武線各駅停車との事。

広場の中にある階段で更に上へと上がって8階からの光景も見てから屋内に通じる入口に向かい
屋内に入ってエレベーター乗り場の前に到着。ボタンを押してしばらく待機してやってきたエレベーターに
乗って一気に地下1階まで降りて地下1階に到着。地下1階は成城石井アトレ亀戸店。

やっぱり価格設定べらぼうに高いな。さすが高級スーパーの成城石井はんやで(白目)。

そうした賑わいを見てから階段で1階に上がって亀戸駅近くの側の出入口からアトレ亀戸の外に出る。
出たら今度は黄色い電車に乗る為にJRの改札へと向かってモバイルSuicaで改札を通過。
割と迫っていた千葉行きの電車に乗る為に急いでなんとか間に合って乗り込む事が出来て出発。
車内では調べ物。カメラとかレンズとかに使うブロワー、それなかなかいいもの売ってねぇな。

「こんなに大きくなくていい」「もっと安くて使いやすいブロワー(エアダスター)がほしい」

ようやくいい物を見つけたりした所で目的の駅に到着したので下車して階段を上がる。
そして乗り換えの道を辿る。結構駅ナカが充実していていつも驚く訳ですが。
そしていつも乗り換え待ちが結構長くなるなぁと思う訳ですが。

西船橋に到着。この後南船橋行きの列車に乗る。時刻通りに列車が到着。乗車して一駅で終点。
南船橋で下車して列の後ろに並ぶ。「これいいかも」と思ったブロワーをネット通販の買い物かごに入れる。
ほどなくしてやってきた海浜幕張行きに乗車。出発して海浜幕張に到着して下車。

下車して階段を降りてモバイルSuicaで改札を抜けてまずは北口にある2軒のセブンイレブンのうち
海浜幕張駅により近い方に入店して店内のコピー機で白黒印刷を行って紙を出力する。

出力した紙を4つ折りにした状態にしてから鞄にしまい込んで歩いて歩いてやっぱり結構遠いよな。
そう思う距離感で途中カフェベローチェの前を通るなどの経路で途中エスカレーターがメンテ中で
使えませんだってー!?みたいな状態も見つつ幕張メッセに到着。

中央入口から中に入って「Inter BEE」の看板を見ながら右に折れる様に曲がってネックストラップというか
印刷した紙を4つ折りにした物をかける為の道具を手に取れというか。そうした仕組みで手に取って
紙を入れてネックストラップも手に取って金属部分を押して金具を出し入れ出来る状態から
プラスチックの、4つ折りにした紙を入れる道具に開いている穴に金具の先端を通して締めるとか
そうした行動で首からぶら下げた状態を作って中へと入って階段を降りる。

基本的には「プロ向け映像機材の展示会、見本市、講演会といった催し物」。

「国際放送機器展」という名称の方が分かりやすい。

見たい物を見てから帰る。以下の内容は見て回った順番とは異なる箇条書きで書いた内容。

富士フイルムのブースにX-M5の展示品が出展してあったので早速触らせてもらう。

「いやぁ初めて触るよぉX-M5ぅ〜」。

……。

小型軽量という点だけを見れば使いやすいがダイヤルの個数が減らされていたり
グリップがやはり「粒」と思ってしまう様な小ささだったりと小型軽量化に伴う犠牲が多い。

X-T3が「動画も撮れる写真機」ならX-M5は「写真も撮れる動画機」。

X-M5の「M」はMovieのM。個人的な印象で語っていいならそれ。マイク端子を目立つ所に設定したり
別売の機械が必要にはなるがXLRマイクにも対応したり4K60pの動画形式にも対応していたりと
動画に力を入れている事がよく分かる小型軽量なカメラ、それが理由で操作性が少々犠牲になっていて
例えばISO調整ってどうやるの?と思ったらフロントダイヤルを押し込むとISO、絞り、フィルムシミュレーションを
順番に選択する事が出来てその項目からISOの調整が可能な状態に切り替えてからフロントダイヤルで
ISO感度を調整するという流れになっている。カメラ頭部にあるダイヤルで設定できる方が便利だな。

AFに関しては悪くはないんだが顔認証を有効にしていると他の見本機を触っている
他の来場者の顔にピントが合ってしまい「そこじゃないんだよぉ…」という展開になる事が割とある。
顔認証は痛し痒しな状態。顔認証の設定を無効にしてから触ると動作がある程度意図した物になる。
背面画面でタッチした所にAFが合うモードで来場者の背後に該る画面の一部分を触ると
確かにそこにAFが合ってくれる。シャッターを押した後の再生画像でも合っている事の確認が取れた。

第5世代になったAFは「頭が良すぎて失敗する事がある頭の良さを持つ様になった」という感想を持った。

画像処理プロセッサとセンサーの組み合わせは最高な組み合わせの形に近いが
行き過ぎた小型軽量化によって操作性とグリップが犠牲になっており手に取った時に落とすんじゃないか
ダイヤルがもうひとつあれば、もしくはフィルムシミュレーションのダイヤルを他の機能に割り当てられたら…。
みたいな画竜点睛を欠く感じの印象を持ったカメラ。それがX-M5への感想。

マジで富士フイルムはX-T4のバリアングル採用&重量増から「何かひとつ大きな失敗をしでかすカメラ」を
送り出している状態が散見される。X-T5は「4000万画素機はハンドリングに難がある」、
X-S20は「コストが掛かりすぎてこれ逆に作ったら赤字になる奴なんじゃねぇの?で事実上の終焉」、
X-T50は「4000万画素機械はハンドリングに難があるしローリング歪みも大きいねこのセンサー」、
X-M5は「使いやすく持ちやすくする為に外部パーツを付ける事が前提となっている行き過ぎた小型軽量化」。

画像処理プロセッサとセンサーの組み合わせは最高な組み合わせの形に近いんだけどな。

付属しているレンズはXC 15-45mm。低感度の場合はそこまで問題もないがISO800ぐらいになると
周辺が途端に塗り絵調になる。歪曲が大きめで四隅の描写にスレが現れる。描くというより「塗りつぶす」。

展示コーナーの裏側ではカメラにゴテゴテした外付け機器を取り付けて4K約24pで撮るという見本を
コンパニオンの女性に本を読んでもらうシチュエーションで見本を見せている訳だが
約24Pなので早い動きをされるとフレームレートが明らかに足りなくなる。やっぱり60pで撮れる方がいいね。
いや映画撮影を意図した展示だから約24pの設定でいいんだけど。

そういう訳でX-M5という発売前のカメラを試用する事が出来たのは超絶ウルトラミラクル収穫といった印象。

ソニーマーケティングのブースでは映画やらテレビ番組やらの制作に向けたカメラやレンズ群を
主な出展材料としていた訳だが個人的にはマスモニ(マスターモニター)の方が重要でこれが見たかった。

やはりソニーのマスターモニターは色再現性が高いな。最近の映像制作の中では解像度、もしくは
高速転送などの方ばかりが重視される中で「色合い」の重要性が低下している。

他の出展企業を見ても色合い、色再現性に無頓着な液晶モニターや有機ELディスプレイで
映像を出力している箇所が散見される。カラーキャリブレーションも含めてきちんとした色を出してくれと。

画面の大きさや色再現性の高さ等々を考えた場合個人的には「24型業務用4K液晶モニター」の
「PVM-X2400」の評価が高い。なお価格は希望小売価格1,540,000円(税込)な模様。

この手の映像制作はあくまでも大手企業大手資本家向けのそれであって素人がどうのとかいうのは
ハナから眼中にない事は承知している訳だがやっぱり高いね高すぎだねと言わざるを得ない様な価格。

っていうか業務用ではちゃんと色に気を配っているのに民生用だとソニーのBRAVIAは
色合いがギトギトで目茶苦茶な初期設定になってるのなんで?疑問に思うわ。

ソニーマーケティング以外でそうした色再現性の高さを紹介していたのはEIZO株式会社。

基本的にはこの会社も「家(で使うモニター)」じゃねぇよな。民生用じゃねぇよな。とは思うが。

民生用の液晶ディスプレイ(PCモニター)で色再現性が悪くないのは
アイ・オー・データ機器のゲーミングモニター「GigaCrysta(ギガクリスタ)」シリーズ。

ドスパラの法人向けノートパソコン「raytrek」シリーズの展示も発見。
但し自分はノートパソコンの場合キーボードが交換できない訳だからキータッチを重視する。
打ちやすいキーボード。文字入力がしやすいキーボード。ハードウェアのスペック等ばかりが重視されて
なんかメモリこれだけ積んでますみたいな話に陥りがちだがパソコンの評価は
基本的な部分をおろそかにしていないかどうかによって決まる。
raytrekのキーボードはそこまで打ちやすくない。なのでこれらの商品群にはあまり魅力を感じなかった。

イノベーターワン(企業名)の出展に案内と花を添えていた青い衣装に白くて細いベルトを巻いた姿の
イベントコンパニオンさんの中でも黒っぽい長髪で細身の女性の方の案内が細やかで好感触。

その他の出展内容は主に4Kだの8Kだのと言った高解像度の訴求やカメラ企業の映像進出。

例えばニコンがREDを買収した事によってニコンはムービーに本気という態度を見せる様な見せ方。
REDとの共同で商品やサービス群を見せていた訳だが
もっと基礎体力的な所を鍛え直すべきなんじゃねぇの?といった印象が否めない。

1:その機械でどういう映像を撮るのか。

実写ドラマ版【推しの子】とか、お前がアクアくん!?嘘だろおい!的な感じで「紛い物感覚」が強すぎる。
やっぱり漫画やアニメの実写化って痛いだけだよな基本。そんなもんを撮ってもしょうがない。

2:その機械で誰が甘美な思いをするのか。

大手資本家。大手企業向け。個人に、世の中の末端にまで広がる感じは一切ない。
まぁ「国際放送機器展」だから当たり前と言えば当たり前なんだが「金持ちだけの世界」な印象を受ける。

派手な所に目を奪われがちだがもっと基礎的な部分を鍛え直さないと本当に魅力的な映像は撮れないよ。

一言でまとめるならそうした感想を抱いた。

見たい物を見て回ってからInter BEE 2024の会場を後にする。海浜幕張の駅まで戻る。
乗りたい電車の到着少し前に駅までようやく戻る事が出来改札を抜けてホームに急ぐ。
乗りたい電車の到着ギリギリにホームに到着。そして密集する武蔵野線直通電車。

8両は足りないよな。正直10両に増やしてほしい。

本数も少ないよな。京葉線→武蔵野線直通、あるいはその逆は15分ヘッドで毎時4本とかにしてほしい。

南船橋を後にしたら次は西船橋、そして船橋法典と武蔵野線内を漆黒の中突き進む列車。

越谷レイクタウン(駅)に隣接するイオンレイクタウンの明るい照明群が列車の出発で遠ざかっていく。
南越谷に到着。降りて結構な急ぎ足で階段を降りて構内を歩いて比較的短い長さのエスカレーターを使って
地上階に降りてモバイルSuicaで改札を抜けて目の前の出入口からエスカレーターで上っていき
エスカレーターが終わった後のエスカレーターが混雑していたのでエスカレーターと並行している階段を使って
階を上がり改札を通って目的の列車が到着するホームに階段で上がって列車が到着する僅か前に到着。

急行の久喜行きに乗車して出発。この時間に新越谷駅を出発する急行の久喜行きに乗れなかったら
この経路はマジで一巻の終わりだった。結構短い乗り換え時間だったけど無事に乗れてよかった。

あとは時刻表に沿って進んで帰宅。

2024年11月15日(金)21時34分33秒