[ 牛丼大手3社の並盛が一時的に300円台に ] 大手牛丼チェーン3社が期間限定の値下げに
一斉に乗り出し、瞬間風速的な顧客争奪戦が激しさを増している。吉野家は9日〜15日までの
限定で、税込みの牛丼並盛価格を100円引き下げ。すき家は9日〜16日まで電子クーポン利用者の
価格を80円、松屋も8日〜15日まで同条件で50円の値下げを始めた。これで3社の並盛価格は
一時的に300円台で揃うことになる。物価高で消費者の節約志向が強まる中、牛丼各社が、
価格競争で顧客を奪い合う値下げ戦争の引き金となるのか。注目が集まる。諸物価が高騰する中、
少額でも競合と価格差が付くと途端に顧客離れを起こす激しい競争が繰り広げられる牛丼業界。
大手牛丼各社が顧客争奪戦に勝つため、自社の利益を削ってでも集客を追求する
値下げキャンペーンを逆張りで次々と打ち出すことになれば消費者にとって
通いやすくなるのは間違いなさそうだ。(産経 2024/10/9 18:34)