[ 終値は4451円安 ブラックマンデー超えて史上最大の下げ幅に ] 週明け5日の東京株式市場で
日経平均株価(225種)は暴落し、終値は4451円28銭(12・40%)安の3万1458円42銭だった。
下げ幅は、1987年の米株式相場の大暴落「ブラックマンデー」翌日の下げ幅(3836円)を超えて
史上最大となり、年初来安値を更新した。下げ幅は一時、4700円を超えた。前週末2日に
米国株式市場が大幅安となった流れを引き継いだ。東京外国為替市場で円相場が
一時1ドル=142円台まで上昇し、約7カ月ぶりの円高ドル安水準となったことも重荷となった。
株式市場の急落を受け、大阪取引所は5日午前9時16分から約10分間、東証株価指数(TOPIX)の
先物売買を一時中断する「サーキットブレーカー」を発動した。投資家の混乱を避けるための措置で、
同先物での発動は東日本大震災後の2011年3月15日以来。平均株価の先物でも
午後1時26分から約10分間、発動された。(産経 2024/8/5 15:04)