北井佑季「真杉許さないって書いておいて下さい」とジョーク…準決敗退後、即練習/川崎
こういう男だからこそG1を取れたんだろうな。
北井佑季「真杉許さないって書いておいて下さい」とジョーク…準決敗退後、即練習/川崎
<川崎競輪:桜花賞・海老澤清杯>◇G3◇3日目◇6日
準決12Rは、正攻法から突っ張る北井佑季(34=神奈川)に、4番手の真杉匠が襲いかかり、
壮絶な主導権争いとなった。結果は北井7着、真杉6着で、ともに決勝を逃した。
レース後の北井は、悔しさのあまり、練習場に直行し、パワーマックス(固定式自転車)で
もがきまくった。その様子は同県の先輩たちも心配するほど、鬼気迫るものだったという。
落ち着いて会見場に現れた北井は、「向こう(真杉)は4番手のいい位置だったけど、
そこで構えるんじゃなく、自分をつぶしに来た。後ろの2人が決勝に乗ったので
最低限の仕事はできたけど、突っ張りたかったですね…」と唇をかんだ。
しかし、最後は笑って「真杉許さないって書いておいて下さい」のジョークで締めた。
今後も新山響平を交えた3人のライバル関係は、熾烈(しれつ)を極めていく。(日刊 2024年4月6日 18時34分)