前橋では二宮歩美とかいう酒焼けババアにいじめられている小熊あやかさんが可哀相になるミッドナイト。
松阪では早川里香とかいうオートレースの仕事は腰掛けって感じのやる気のなさが見えてくるミッドナイト。
どっちも地獄やんけ
松阪ミッドナイト チャリロト&リンカイ!杯
(●▲●)「クソアニメを引き続き開催名に入れなきゃいけないの地獄だわ〜」
リンカイ!はどうして失敗したのか。
1:競輪を知ってる人向けに作ったから。
競輪を知ってる人よりも競輪を知らない人の方が圧倒的に多い。
後者の方に振り向いてもらうには?とした思考で作品を組み立てる事をして来なかった。
2:業界関係者に媚を売る事で視聴者軽視の作品に仕立て上げたから。
「あの競輪場もこの競輪場もモチーフにしたキャラクターを登場させてあげますよ〜」
『キャラ多くなりすぎてキャラごとの特徴が薄っぺらくなりすぎて感情移入できへんねん』
こういう落とし穴に嵌まってる。
3:演出やらCGやらが拙い拙い。
トムス第6スタジオ制作と聞いた時点でヤベぇなと思った通りの丸投げオンパレード。
特にCGによる演出なんて十年前かそれ以上前の物としか思えない稚拙な表現。
4:ウマ娘を意識しすぎて失敗してる。
「女の子いっぱい出したらええんやろ?」的な安易な発想はウマ娘の二番煎じ。
ウマ娘を意識するならウマ娘には逆立ちしても出来ない事をやるべきだった。
ウマ娘は馬名を馬主から借りている以上キャラクターを傷つけたりする事が出来ない。
「○○ちゃん(馬主から借りた馬名の擬人化)は足がボキっと折れて再起不能になりました」
こんな描写は出来ないよな。
「○○ちゃん(馬主から借りた馬名の擬人化)が深夜に異性とあんな事やこんな事まで……」
こんな描写も出来ないよな。
例えば彼氏持ちのガールズケイリンの候補生が入所前に恋人の異性としっぽりなんていう場面。
ウマ娘には逆立ちしても出来ない(あとついでにキモオタもブチ切れそうになる)シーンをやってこそ
ウマ娘を凌駕する事が可能になる。そうした飛び道具を自ら捨てた稚拙な戦略に失敗の様相が伺える。
あるいは養成所でもがいて汗だくになってスパッツからお汁が垂れてくるなんていう場面。
いわゆるお色気。そういう場面は架空の競輪選手だからこそねじ込められる。
ヘタに業界にすり寄ったおかげでリアルでもなく架空の世界とも言い切れないどっちつかずになってしまった。
登場人物の数を絞って架空の競輪選手だからこそ出来るお色気描写をある程度押し出していきながら
謎技術で透明なヘルメットが自分を万が一の場合には守ってくれるという設定にする事で
表情を見せつつ自転車競技の描写が可能になる展開に出来たらよかった。
実際の競輪とは違うだろみたいな話が出てきたら「リアル寄りにしたら売れるんですか?」と反論したらいい。
アニメの制作費は1話につき最低1000万円。12話作って1億2千万円。
「リアル寄りにして売れなかったら費用負担してくださいね」とすれば大半の奴は黙る事になる。
5:制作者に競輪好きいないんじゃないの?これ。
(競輪選手ではなく)競輪ファンの心を掴む様な描写がほとんど見られない。
6:キャラクターデザインの担当者が競輪を知らない。
競輪選手にしては脚が細い。リアルのガールズの選手見た事ないの?と言わざるをえない。
あるいはキャラクターデザインを担当した人が太い脚好きじゃないとかそういう流れも考えられるか。
「ライザのアトリエ」の方がよっぽど競輪選手っぽい太ももになっている。
これらの理由で失敗した。
……。
今後は円盤の売り上げが「神の見えざる手」として参考になる。
今後は配信の売り上げが「神の見えざる手」として参考になる。
神の見えざる手:各個人の利己的な行動の集積が社会全体の利益をもたらすという調整機能。
一昔前までは円盤の売り上げが何枚で成功売れなかったら爆死みたいな基準が評価になっていたが
現代では配信による売り上げが占める割合というか引き合いの有無も無視出来ない。
dアニメストア アニメ視聴数(総合)ランキング ウィークリー(集計日:2024年6月10日-2024年6月17日)
数あるアニメ配信サービスの中でどれを基準にするべきか?という考え方は各自バラバラだが
日本国内最大の携帯キャリアであると同時にコンテンツホルダーとしても日本最大級を誇る
NTTドコモのアニメ配信サービスが比較的参考になると考えている。
14位:ゆるキャン△ SEASON 3
21位:響け!ユーフォニアム3
30位:ガールズバンドクライ
31位:終末トレインどこへいく?
67位:リンカイ!
「異世界ものはやっぱり流行ってるね」
「原作つきアニメはやっぱり強いね」
「2期3期と続いているアニメはやっぱり上位に入りやすいね」
原作なしのオリジナル作品で今期放送中のアニメとの比較なら「終末トレインどこへいく?」との比較が最適。
その「終末トレインどこへいく?」にダブルスコアの差をつけられている時点で……としか言い様がない。
(●▲●)「リンカイ!さん爆死おめでとうございました」
以上。