2024年06月06日(木)東京都

[ 東京の合計特殊出生率が初の「1」割れ ] 厚生労働省は5日、2023年の日本人の
人口動態統計(概数)を発表した。1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す「合計特殊出生率」は、
1947年以降過去最低の1・20で、8年連続で低下した。人口の一極集中が進む東京都は
0・99と「1」を割り込んだ。出生数も過去最少の72万7277人だった。婚姻数が90年ぶりに
50万組を下回ったほか、初産が遅い「晩産化」も進んでおり、少子化と人口減少が加速している。
総務省によると、昨年東京都に転入した20代の女性は11万2990人で、転出よりも
4万3552人多かった。東京は生活コストの高さなどから出生率が低い傾向があり、地方からの
若い女性の東京流入が、日本全体の少子化に拍車をかける構図となっている。(読売 2024/06/05 19:45)

2024年06月06日(木)00時11分46秒