[ 「疾走中にボロ」を生理学的に解釈する ] 京成杯を勝ったダノンデサイルが競走中にボロを
放ったとして話題になっている。パトロールや中継VTRで確認すると2角すぎ、6F標のあたりで、
ボロを落としている。管理する安田翔師も、SNSで「世間でレース中にウンコしたとか言われてますけど
実際は、、、しました。後続のお馬さん達ごめんなさい。でも一生懸命頑張りました。次も頑張ります。」と、
発信している。「疾走中にボロ」というのは生理学的にみると非常に不自然な現象だ。
通常はまず起こらない。(中日スポーツ 2024年1月19日 06時00分)
一方、競走馬が競走で全力疾走しているときは、通常は”戦闘モード”
すなわち交感神経優位な状態だ。なのに、ダノンデサイルは疾走中に排糞し、
副交感神経優位な状態であることを示唆した。
これはもう、同馬の地力のベースが異常に高いと解釈しないと説明がつかない。
問題の排糞時、馬群の流れは1F12〜13秒のゆったりしたペースではあったが、であっても、
このペースで走っていて副交感神経優位というのは、このペースが鼻歌交じりのジョグ程度にしか
感じられていないと解釈せざるを得ない。それはそれで気性のコントロールに課題が残るのかもしれない。
しかし少なくとも生理学の視点では、この馬、かなりの化け物に違いない。
そう言えば話題になってましたね。
ダービーは「最も運のいい馬が勝つ」とも言われている。
運(うん)だけに。
誰が上手い事言えと(笑)
以上。