2024年05月20日(月)分析

[ 静岡知事選挙、読売情勢分析 ] 読売新聞社は、26日投開票の静岡県知事選について、
世論調査と取材を基に情勢を分析した。立憲民主、国民民主両党が推薦する前浜松市長の
鈴木康友氏(66)と、自民党が推薦する元副知事の大村慎一氏(60)が横一線の
戦いを繰り広げている。ただ、有権者の2割が態度を明らかにしておらず、情勢は
流動的だ。(読売 2024/05/19 22:00)

リニア?どうでもいい。

今回の選挙戦は事実上の「浜松市vs静岡市」。

どちらも静岡県内ではあるが新幹線の営業キロはおよそ77km。

これは高崎から大宮までの距離に相当する。

正確には高崎から大宮までの距離よりも更に2km程度長くなる。

「それだけ走ってもまだ静岡県内なのか」。

静岡市はどちらかと言えば神奈川県寄り。

浜松市はどちらかと言えば愛知県寄り。

浜松市から一番近い競輪場は静岡競輪場ではなく豊橋競輪場(愛知県豊橋市)。

かつては遠江国、駿河国、伊豆国の3つに分かれていた地域。

現在ではそれらが全て「静岡県」に押し込まれている。

前知事を送り出したスズキの労働組合。

地元・浜松市での出陣式には、鈴木候補の「最大の後ろ盾」自動車メーカースズキの
鈴木修 相談役が見守る中、様々な支援者が出席。(テレビ静岡)

今回は前の浜松市長を県政に送り込もうとしている。

「テメぇらが送り込んだ無能が失言重ねて失脚してんじゃねぇか!」

そういう状況になっている。

歴代の静岡県知事を眺めてみると県庁所在地の静岡市と縁の深い人物が就任した事例が
近年においては存在しておらず、静岡市側から見れば地元から県知事を送り込む事はある種の悲願になっている。

スズキが送り込んだ前知事の失態もあって
スズキの政治に関する信頼度が落ちている今だからこそ
静岡市側から見れば今回はチャンスだという認識を持っている。

静岡市側が沼津市に代表される東側も自陣に取り込んで選挙戦を戦えるか。

今回の最大の焦点はそこ。

……。

公営競技のある街はその公営競技の運営状況が行政の質を映す鏡。

浜松オートの運営ぶりを見ていると正直この無能ぶりじゃあ浜松市には期待できないなとなる。

その浜松オートの運営に関係してきた前市長の手腕も言わずもがな。

っていうか現市長の手腕も言わずもがな。

「私芸能人よ!?的な高飛車オーラを漂わせているたまにしか来ないちとせよしのとかいう女性に
役に立たないどうでもいい仕事ばっかりさせている浜松オートとかいう無能連中www」。

普通開催を5日間もやるのはだるいわ。

浜松オートのダメな運営を許容している現市長から遡ってみても
前市長の政治手腕の稚拙さを考えたら鈴木康友には任せられない。

……。

[ 【知事選情勢分析】静岡新聞社電話調査 ] 静岡新聞社は18、19の両日、川勝平太前知事の
辞職に伴う知事選(26日投開票)の電話世論調査を実施し、総支局の取材を加味して情勢を探った。
県政史上最多の新人6氏が立候補した短期決戦は、元浜松市長の鈴木康友氏を、
元副知事の大村慎一氏が激しく追い上げ、無所属新人の両者が競う形で終盤戦に入った。
共産党県委員長の森大介氏は2氏に差を開けられている。そのほかの3氏の支持は広がっていない。
地域によって優劣が大きく異なる状況で、県西部では回答者の6割程度が鈴木氏、
中部では5割程度が大村氏を投票先に選んだ。東部では両者が拮抗(きっこう)している。
約15年の川勝県政への評価などで投票先が分かれる傾向にあった。投票先を決めていないとした人が
2割近くいて、今後の動向が情勢に影響する可能性がある。(静岡新聞 5月20日)

静岡県は3つに分割したらいいんじゃないかな。

「浜松県」「静岡県」「沼津県」。

これで解決。

以上。

2024年05月20日(月)16時15分55秒