[ 「浪花のモーツァルト」キダ・タローさん死去 ] テレビやラジオ番組のテーマ曲、CMソングなどで
知られる作曲家のキダ・タロー(本名・木田太良=きだ・たろう)さんが14日、死去した。
93歳。兵庫県出身。高校時代から俳優の藤岡琢也らと学生バンドを結成し、音楽活動を始めた。
関西学院大を中退すると、「義則忠夫とキャスバオーケストラ」のピアニストに転向した。
ジャズバンドのピアノ奏者として連日、キャバレーなどで生演奏を披露することで作曲や
アレンジを会得した。その後は、「ふるさとのはなしをしよう」(北原謙二)「虫けらの唄」(バーブ佐竹)
などの歌謡曲を作曲。また、「プロポーズ大作戦」(ABCテレビ)、「バラエティー生活笑百科」(NHK)
などの番組テーマ曲、「かに道楽」「出前一丁」といったCMソング、校歌・社歌など多くの
作編曲に携わり、「浪花のモーツァルト」の異名をとった。また、持ち前のウイットに富んだ語り口で、
「フレッシュ9時半!キダ・タローです」(ABCラジオ)、「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)などに出演し
人気を博した。平成26年度文化庁芸術祭賞大賞(大衆芸能部門)受賞。(産経 2024/5/15 23:50)
最高顧問キダ・タロー先生が、お亡くなりになりました。4月19日の放送が、最後の出演となりました。
これまで最高顧問として、上岡さん、西田さん、松本さんという3人の局長を、
そして、探偵たちの働きぶりを、我々スタッフを、優しく、厳しく、見守っていただきました。
ご冥福をお祈りいたします。(探偵!ナイトスクープ【公式】)