西武園競輪『リンカイ!』ステージ いよいよ明日となりました リンカイ!×電音部コラボに加え、
JTC吹奏楽団さんの「Windshifter」の演奏が追加決定されました もりもり盛りだくさんです!(葵あずさ)
明言していなかったので明言しておくとこの作品はダメなアニメ、略して「ダニメ」なので普通に切っていいです。
1:脚本がつまらない。
登場人物の行動が作為的。「脚本や『大人の事情』の手の平で踊ってます感覚」がすごい。
再度「プラオレ!」との比較になるがあちらは第3話で「真美ー」『愛佳ー』と東武鉄道のリバティを舞台にした
お引っ越し劇場の展開になったが転校時期が「2学期の終了後(に東京都内の中学校に転校)」って…。
普通そんな時期に転校なんてしないだろ。子供の為を思うならもう少し時期を遅らせて
中学校までは一緒に居て高校進学と同時に引っ越して地元を離れるという展開が普通だろ。
脚本家がこのシーンを描きたかったから中途半端なこの時期に引っ越しをさせたとしか思えない。
そのお話の内容に脚本や大人の事情が透けて見えるのが果てしなくキモい。「ご都合主義」。
「リンカイ!」の1話に関してはレースで意外な選手が1着を取ったとかいう迫力のないレースシーンの際に
「これが…競輪!」とか言うんだけどこのレースの何をどう見たらそういう感想が出るの?と白ける。
登場人物の行動が作為的。脚本がつまらない。
2:絵コンテがおかしい。
どうしてこの場面でこの娘たちはこういう動きをするのかなぁみたいな感じになる。
3:素材は悪くないのに調理する側の腕前が下手くそだからダメ。
お笑いコンビのダウンタウンの浜田さんが「芸能人格付けチェック」の番組内で披露した
手料理のチャーハンの味に格付けされる側の芸能人が相次いで騙されていた。
やっぱり料理人の腕前って重要なんだなと改めて思う。
ガールズケイリンをあんまりエロ目線で見るのはセクハラになるのでやりたくないが
「ケツがデカい(大臀筋が発達しているので当たり前だが)」
「上半身がゴツい(そうでないとレースにならないんだから当たり前だが)」
そういったアマゾネスという言葉を思い出す様な肉体美というのは確かに存在している訳で。
そうした娘さんが「喘ぐ」となったら最近流行りのゲーム「バニーガーデン」の様な世界観も作れそうな訳で。
あんまりお色気で売っていくとJKAから怒られるしJKA自体がかつてのキャッチコピーに
「顔より太もも。」と書いていた以上そういう方向性であると言う事は分かってはいるが
マイナー競技な上に公営競技の王様は中央競馬である以上ウマ娘よりも簡単には引き込めない。
そうした内容に光を当てるならウマ娘には逆立ちしても出来ないやり方を採用するのも一考。
ウマ娘の場合エロで売ったら元ネタの馬主に怒られるから出来ない訳だが
一種のリョナ的なやり方が出来ればある意味強いコンテンツとして売り出せる。
したたる汗、あえぐ声。もがいた苦しさに蒸気を発しながらゴツい肉体の女の子があんあん言ってるシーン。
例えばこういうリビドーに寄った描写。
リアルのガールズケイリンのお嬢さん方とは一線を画した上でウマ娘には出来ない事をしたらいいのに。
※リョナ(ここでは「性的なニュアンスの悲鳴を上げたりするシチュエーション」を指す)
※リビドー(ここでは「性的欲望または性衝動」を指す)
ただし繰り返しになるが基本的には「最後の手段」とした形で認識している。
4:演出が無理。
登場人物の脇に名前をテロップで出して紹介を終わらせる短絡的なやり方がダメ。
登場人物を掘り下げるにはいわゆる「当番回」を出してきちんと描写しないと無理。
だけど登場人物が多すぎていちいちそれをやってたらそれだけで1クールが終わりそうという自滅。
あちこちの競輪場に媚を売った結果制御しきれていない無様な状態に陥ってしまうという悪夢。
5:これ制作スタッフに競輪好きいないわ、みんな仕事でやってる感ありありってな具合が無理。
ウマ娘との比較になるがあちらさんは史実に基づいた演出をちょくちょく挟んでくる。
ウマ娘化したお馬さんの元ネタはソシャゲに多額の金を使ってくれそうな
30代半ば〜40代程度の弱者男性をターゲットにしている。
その手の世代が好きそうな馬ばっかり。
ウマ娘という作品の中で登場してくるエイシンフラッシュ(の擬人化、女体化した姿)は
レースの勝利時に片ひざをついた決めポーズを出してくる。
これは天覧競馬となった2012年の天皇賞(秋)でエイシンフラッシュに騎乗していたデムーロ騎手が
両陛下の前で下馬し片ひざをついて一礼をした事に由来する。
【ウマ娘史実発掘隊】エイシンフラッシュの「決めポーズ」ルール的にはアウトだった!
レース後に検量所に行くまで騎手は馬を下りてはいけないので、ルール的にはよろしくないんです。(東スポ競馬)
競走馬にアクシデントが発生したなどの不測の事態を除き下馬してはいけない決まりになっているが
両陛下に敬意を表する為である事を考えたらこんなのは不問で当たり前。
むしろデムーロ騎手の心意気をありがたく思うばかり。これがヨーロッパ式。
史実に基づいた演出をちょくちょく挟んでくるのは競馬ファンの心理を分かってるなぁという印象。
間違いなく競馬好きが中にいる。あるいは中の人が競馬好きだからウマ娘というコンテンツを作ったというべきか。
「リンカイ!」で仮にリアルの内容を挟んでくるなら以下の事が考えられる。
伊東温泉競輪場でのレースを映し出しているモニターにはリアルで使われているテロップを模したものを表示して
レース実況に関するセリフも実際に実況をされている鈴木佳文さんに(台本を)読ませたらよかった。
「穴ムード漂ってまいりました」とかそういうセリフの入った台本を読んでもらったらよかったのに。
……。
主にこれらの理由で「無理」。
制作陣の頭が足りない。
以上。