2024年04月10日(水)視聴

そういう訳でMIXIが何を考えているのかよく分からないアニメの本放送がはじまったので1話を録画して視聴。

結論からすれば「案の定つまらない作品」「1話で切っていい」というのが自分の印象。

何故面白くないのか。

1:リアルとは程遠いから。

舞台「だけ」は探訪して描けているが肝心要のレースシーンが嘘八百。

「あんな隊列組んで敢闘門から出てくるなんてねぇよな」
「レースシーンがコッテコテのCGによる描写で迫力のカケラもない」

全員が全く同じ様な動きというのは実際のレースでは滅多にない。
誰かが位置を求めて上がったりあるいは位置が取れずに後ろに付いたり。
誰かが車間を開けたりしながら進んでいくのがレース。あんな等間隔で同じ動きになる訳ないだろ。

場内テレビに映るレース映像にテロップがない。実際のレース映像でも使われているものと
全く同じテロップを同じフォントで表示できたら評価出来るがそこまでの作り込みなんてする訳ないか。

「残り1周半の打鐘の時点なんてガールズだとだいたい出渋るよな」
「キャラクターデザインがリアルのガールズ選手とは似ても似つかない」

キャラクターデザインを担当した人はリアルのガールズ選手を見た事がないのかな?という印象。

「大臀筋の盛り上がり方が山脈の様になる」
「太ももの前々の方はもちろんの事、案外ふくらはぎの大きさに目が向かう」

自分がガールズの選手をジロジロと見たらセクハラになってしまうのでそれは出来ないが
一瞥しただけでもそうした違いが見て取れる。そうした様相が全くといっていいほど反映されていない。

2:元ネタになってる競輪場の勝ち組もしくは負け組の優劣がハッキリしている。南関東贔屓に反吐が出る。

伊東温泉が事実上の主役。あとはかませ犬。

かませ犬(格闘技などで、引き立て役として対戦させる弱い相手のこと)。

3:やっぱり空気感が「プラオレ!」っぽい。

主な視聴者層が男性なので男性キャラクターが殆ど登場してこない。
何かを宣伝する為のアニメなのでその宣伝対象が好きそうな女の子ばっかり登場する。

あと伊豆急8000系の列車の描写があったりするのは「男性≒電車好き」みたいな所で
東武鉄道が制作協力しているからとはいえ東武日光(駅)やリバティ(車両)がアホみたいに精巧に
描写されていたプラオレ!と似た様な点にそうした空気感の印象を受ける。

4:1話からチョンの名前のオンパレード。

予算少ないのかな?丸投げかな?みたいな印象になる。細かい所でやる気が感じられない。
お話の中盤とかでこれなら分からなくもないが1話からですか?という印象になる。

「プラオレ!」との比較が続くがあちらは株式会社C2Cが奮闘している印象を受けた。
東武日光(駅)やリバティ(車両)がアホみたいに精巧に描写されていた点に奮闘の印象を受ける。

……。

前橋緑(キャラクター名) 村井美里(声優名) (アイムエンタープライズ所属・神奈川県出身)

(●▲●)「あーあ…」

村井さんには申し訳ないけど「前橋」の発音は「前↑橋↓」ではなく「前↑橋↑↑」。
語尾下がりがアクセント的には正しい訳だが地元民の発声は「ま『え』ば『し』」の位置が強くなる。

一応これ元ネタにされている競輪場のある地域が女の子の地元と呼べる地域って設定だよな?

例えば前橋市出身の河内桜雪(選手)が前橋の事を「前↑橋↓」と発声していたらツッコミが入る。

例えばこういう所で所詮はよそ者(の人間)による「作り物」の話でしかないのかという印象になる。

こうした細部の綻びに不満を覚えた自分の印象はやはり正しかった。

以上。

2024年04月10日(水)23時44分57秒