2024年03月29日(金)川崎競輪

[ 払戻金の不足補うため特別会計に13億円追加 ] 川崎市が川崎競輪場(川崎区)で運営している
競輪事業の今年度売り上げが当初の予想を大幅に上回り、払戻金の不足を補う必要が生じたとして、
市は競輪事業特別会計に13億円を追加する弾力条項を適用する。想定した以上の収入があって
必要経費に不足が生じた場合に、地方自治法に基づき執行できる特例の予算措置。川崎市での適用は初。
市経済労働局などによると、コロナ禍で外出自粛が要請され、巣ごもり需要が高まった2020年度以降、
車券のインターネット販売は大幅に増加。市は今年度予算でも売り上げの増加を見込み、
さらに3月の補正で予算を増額させたものの、売り上げはハイペースな好調ぶりが続く。
今年度最後のレースとなる今月26〜28日を含めれば、前年度比約60億円増の約274億円に達する
見込みだ。売り上げの増加によって、諸経費を除いても、市としては約1億円の黒字となる。
市財政局は「市の財源が確保できるのは良いことだ」と前向きにとらえている。(読売 2024/03/29 11:41)

2024年03月29日(金)11時54分55秒