[ 建設業界を万博が直撃 深刻化する人手不足 ] 3月中旬、大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま)
(大阪市此花(このはな)区)。好天に恵まれた2025年大阪・関西万博の会場の建設現場では、
約7割が完成した大屋根(リング)が威容を見せ、リング内側の「静けさの森」や、民間企業の
パビリオンの姿も一部見えていた。だが、海外政府が独自で設計・建設する「タイプA」
パビリオンの姿は、まだほとんどない。来年4月13日の万博開幕まで約1年。
会場の整備に携わる建設会社の関係者は「すべてのタイプAが開幕に間に合うことはないだろう。
異常事態だ」とため息をつく。(産経 2024/3/27 21:38)