[ 菜なれ花なれ「いろいろ応援したい」 群馬知事が期待感 ] 年内に放送予定の群馬県を舞台にした
テレビアニメ「菜なれ花なれ」について、群馬県の山本一太知事は21日の定例記者会見で、
「まだ見ていないが、先行上映も行きたかった。(製作に)最初から協力しているので、いろいろな形で
応援していければ」と述べ、PR効果への期待感を示した。県によると、作品の製作側から約3年前、
ぐんまフィルムコミッションに依頼があり、県内の高校や商店街を案内したという。作中に県マスコットの
ぐんまちゃんが登場するなど、群馬要素が随所に盛り込まれている。(上毛新聞 3/21 19:00)
期待?出来ない。
1:現代社会はスタグフレーション。
物価が戦乱で過剰に上昇し、企業の上を占める男性の本質はケチなので給料は上がらない。
そんな中でそんなアニメに現を抜かしている様な余裕はあんまりない。
男性は口だけは達者だけど金は出さない。そういう奴が殆ど。
それだったらまだ「金は出すけど口も出す」という奴の方がマシ。
2:2次元業界はもはや3次元への入口。
いわゆる聖地巡礼で金を落とす奴はスタグフレーションの状況下ではなかなかいない。
3次のオスイヌを群馬に連れて金を落とさせるなら出演声優にその仕事を厳命する他ない。
最近のオタク層は作品を消費財としか見ておらず物語がどうのというよりも
好きな声優が出てるから見るといった様な感じで物語を軽視している。
最も。作り手側が「CV声優名」みたいな文言を出している凄惨な状況を作っており
所詮この絵の子はこの人が声を当ててるんですよーといった種明かしをしてしまっているのが
物語を軽視するオタク層を増やした原因ではあるが。
なのでオタクと声優との距離感がバグを起こしており中には変な奴が
声優にアプローチをかけてくる様になる。声優という肩書きだけしか見ていないバカが増える。
なので「この作品を通して群馬に金を落とす」という展開はほぼほぼ期待できない事になる。
最近だと「宇宙(そら)よりも遠い場所」を巡る展開が参考になる。
1:聖地巡礼するのは高年齢オタク層が殆ど。若年層は金がないから行かない。
2:首長等がアニメとアニメオタクを理解していないので間違った呼び込み方をしている無様を晒す。
賢者は歴史に学ぶ。
……。
3:最近の女性声優はオタク受けするキンキン声での演技が殆どで聞いてられない。
「養成所でみっちりと仕込まれたんだなぁ」と思う様な上手さはあるが
替えの効きそうな金太郎飴状態ではむしろ耳を塞ぎたくなる様な声色に陥っている。
中川梨花(サンミュージック所属・北海道出身)
中島由貴(ビーフェクト所属・和歌山県出身)
武田 羅梨沙 多胡(たけだ らりさ たご)(アイムエンタープライズ所属・愛知県出身)
石見舞菜香(ラクーンドッグ所属・埼玉県出身)
佳原萌枝(ホーリーピーク所属・大阪府出身)
伊藤美来(スタイルキューブ所属・東京都出身)
主な登場人物の声優はこちら。最近の声優事務所は外見もよくないと売れないと分かっているので
見た目のいい子を投入して歌ったり踊ったりイベントに出させたりと様々な仕事を与えている。
もはや「声優とは声で勝負する人」なんていうのは一昔前の化石の様な定義と化している。
4:最近の2次元作品は似た様なお話が殆どで見てられない。
「女子高生におじさん趣味をさせてみた系の作品」「異世界に転生してどーたらこーたらの作品」
大体これが殆ど。金を出しているスポンサー様のご意向が透けて見えてしまっている。
群馬県に襲来してきた異世界人を撃退する為に女子高生が高崎白衣大観音に乗り込んでミサイルを放ち
山を投げ岩で異世界人の顔面を砕き群馬県庁をシールド代わりにして身を守り
華蔵寺公園の遊園地の大観覧車をウルトラセブンのアイスラッガーみたいに使って
最後は浅間山の火口に投げ込んで殺すとかいうお話を作ったら逆に評価するわ。
アニメを1話作るのに平均1000万円の予算が掛かっている。
それらの金を出資する連中の目論見を考えたら下手なお話は書けないし作れない。
……。
群馬県知事が作品を否定する様な事は言えない上に最近のオタク業界を理解していないから
仕方がないんだけど個人的には「リンカイ!」と同じく全く期待できない作品の類に入る。
以上。