[ 高崎市でテレビアニメ「菜なれ花なれ」先行上映会 ] 年内に放送予定の群馬県を舞台にした
テレビアニメ「菜なれ花なれ」の先行上映会が17日、地元・高崎市の高崎電気館で開かれた。
県内外から約200人のファンが詰めかけ、作品と声優陣のトークを楽しんだ。(上毛新聞 3/17 21:15)
(この作品に)期待は全く出来ないですね。
中川梨花(サンミュージック所属・北海道出身)
中島由貴(ビーフェクト所属・和歌山県出身)
1:この手の2次元関連街起こしは異性の声優をお目当てにしたオタクを誘わないと効果が出ない。
いわゆる聖地巡礼なんてやるのはごく一部の物好きだけ。
大半は異性の声優をお目当てにしないと足を運ばない。
はい、今回は先行上映会なので作品に声で出演している年頃の女の子が群馬に来てくれました。
で、聖地巡礼をやるとしたら彼女たちはまた来てくれるんですか?「仕事じゃなければ来ねぇ」よな?
3次のメスブタは3次のオスイヌが思っている以上に薄情。
仕事じゃなければ(お給料が出ないなら)来ない。
2:この作品の舞台は群馬県内にとっ散らかっている欲張りセット。
主な舞台は高崎市で前橋市と沼田市がおまけの様な扱い。1日で巡るのは無理。
事実上高崎市の天下。なので高崎市以外の自治体からしたら効果なんて無いも同然。
3:舞台を訪れた所で登場人物と実際に会える訳でもないし。
この手のアニメツーリズムで陥りやすい間違いなのは「作品の舞台に行こう」という
間違えた呼び水で呼び込もうとする点。
「作品に描ききれなかった別の側面も含めて楽しもう!」としないとダメ。
高崎電気館というか高崎市の中央銀座商店街のアーケードから目と鼻の先には
新しい建物に移転して営業を再開した高崎スズランがあるのにな。
地方都市のいわゆる百貨店なんて冬の時代が続き例えば山梨県では甲府市にあった
岡島百貨店が閉店し土地と建物を売却。近隣にあるビル「ココリ」に移転し
規模を縮小しての営業と相成った。
閉店、もしくはテナントとして入居。そういった縮小化が相次ぐなか
新たなハコモノを造ってこれまでより規模は縮小したとはいえ引き続き
自分たちのハコモノで営業をやっていくぞとした高崎スズランの在り方は近頃の流れに一石を投じるもの。
ただし若者向けのテナントは入居していないも同然。
やはり百貨店の主力となる購買層である40代以降に的を絞った商品を扱っている。
それでも1階の食品売り場は見て回って楽しいと思うけどな。買うかどうかは予算次第。
4:所詮はどこかの誰かが何らかの目的で金を出してのリターンを求めている商業展開。
アニメ1話を作るのに平均して1000万円の予算が掛かっている。作品の規模や力の入れ具合によって
多少は変化するが平均するとそのくらいの金額が必要になる。それだけの予算を出している団体や会社が
何を目的としてその予算を出しているの?となったら当然出している側には何らかの目的がある訳で。
そうしたスポンサーの意向には逆らえない。結局の所売れ線みたいな感じで虫のいい話が踊る。
群馬県を舞台にしている以上群馬県の欠点はたとえ事実であっても描けないよな。
「えーこんな田舎いやだー都会に出たいー」とか口が裂けても言えない。
所詮はスポンサーの手の平で踊っているだけ。
5:やっぱり声優なのよ、彼女たち。
最近の声優は養成所上がりで最初からお上手。だけど声色はやっぱり養成所で鍛えられました〜的な
今の作品にはこういう声の需要しかありません〜的などこか「作られた声色」の様にしか感じられない。
生々しさとか無いよね。声優が演技している時の声と地の声とで全然違うのを聞いて(知って)しまうと
「所詮は作り物か…」と言った残念感覚に陥ってしまう。彼女たちの演技は所詮「作り物」。
まぁ、それが求められてる(それしか求められていない)んだから仕方がないね。
基本的には「スポンサーとオタクどもが群馬を凌辱しにきている感じしかしてこない」。
以上。