[ ちびまる子ちゃんの声優　TARAKOさん急死 ]　人気アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公、まる子役で知られる
声優のTARAKO（たらこ、本名非公開）さんが４日死去した。６３歳。葬儀は近親者のみで執り行われた。
後日、お別れの会を開く予定。同番組を放送するフジテレビなどによると、今年に入って闘病しながら
仕事をしていたが、容体が急変した。２４日の放送が最後の出演回となる。後任については
「現在対応を検討している」という。群馬県出身。昭和５６年、アニメ「うる星やつら」で声優デビュー。
平成２年に始まった「ちびまる子ちゃん」では、原作者のさくらももこさん（平成３０年、５３歳で死去）が、
まる子は自分の分身であるとして、自身の声に似ているTARAKOさんを抜擢。初回放送から３４年にわたって
演じ続けた。ほかに「まじかる☆タルるートくん」のタルるートくん役なども演じた。今月２２日公開の
アニメ映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」前章にも出演していた。舞台にも情熱を注ぎ、
演劇集団WAKUを主宰。シンガー・ソングライター、ナレーターとしても活動した。
著書にエッセー集「うるうる白書心のコリをほぐそうよ！」など。（産経 2024/3/9 11:57）

スポニチのみが先行して報じて他社が報じていなかったので「本当なのか…？」と訝しんだが
スポニチ以外の媒体もこうして悲しいお知らせを記事にしているので「本当なのか…」と落胆する。

結果的には鳥山明さんの訃報に続いた形となってしまった。

いわゆる「国民的アニメ」に深く関係している御方がこうも立て続けに旅立たれてしまうと
神様というのは時に欲張りなのか…と色々な思いが去来する自分を実感する。

……。

世間的にはやはり「ちびまる子ちゃん」のまる子ちゃんの声優さんという印象ではあると思うが
アニメ「NOIR（ノワール）」の登場人物のアルテナさんの声とか聞いてみるとその幅広い演技力がよく分かるかと。

紋切り型の「ご冥福をお祈り致します」の言葉では言い表せない喪失感。

今はただただそれを実感している。