[ 「地球の歩き方」読者には人気 「群馬版」発行決定 ] 旅人のバイブルともいえる「地球の歩き方」の
群馬版が8月に制作・発行されることになり、20日、統括編集長の宮田崇さんら編集者たちが
群馬県庁に山本一太知事を訪ね、報告した。山本知事は「私も若いころに読んだし、知らない人はいない。
素晴らしい群馬版を作っていただきたい」と話した。3県は魅力度ランキング下位に低迷する
北関東3きょうだいだが、宮田編集長は「ランキング結果はランク付けする側の視点の問題。
どの地域にも魅力的な見どころはあるし、旅に慣れた、思い入れのあるウチの読者が北関東を求めている」と
意に介さない。群馬版に関しては約500ページ。県内全市町村を網羅し温泉はもちろん、富岡製糸場や
神社、上毛かるたに古墳、やたらと多いドライブスルーまで扱う。編集者が足で取材するが、
並行して地元の人々にX(旧ツイッター)やSNS(交流サイト)などを通じてディープな情報も募集する。
「例えば地元の守り神のような木とか、地元の人が『え、なんでこんな情報が載っているの?』と驚いたり、
クスっと笑うようなネタの入った引き出しを一つでも多く開けたい」という。(産経 2024/2/20 20:10)