[ 上川陽子外相、ゼレンスキー大統領に「和平議論に貢献」伝達 ] 上川陽子外相は7日(日本時間同)、
訪問先のウクライナの首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領と会い、ロシアの侵攻を受ける
同国が提唱する和平案「平和の公式」の議論に日本が貢献する考えを伝えた。
会談後、上川氏が記者団に明らかにした。シュミハリ首相とも面会した。平和の公式は
10項目から構成される。上川氏は、項目の一つである原子力の安全に関する分野の作業部会で、
日本が共同議長国を務めると説明。今年2月に東京で開く「日ウクライナ経済復興推進会議」で、
10本以上の協力文書に署名できるよう取り組むと強調した。上川氏のウクライナ訪問は
昨年9月の就任後初めて。日ウクライナ経済復興推進会議を前に、現地のニーズを把握して
支援策に反映させる狙い。(産経 2024/1/8 08:11)