[ 松浦悠士が初優勝　KEIRINグランプリ ]　競輪の年間チャンピオンを決める『KEIRINグランプリ』が
東京都立川市の立川競輪場で行われ、３３歳の松浦悠士選手が初優勝を果たしました。
『KEIRINグランプリ』は、GIレースの優勝者や賞金ランキング上位の選手、合わせて９人が出場して
競輪の年間チャンピオンを決めるレースで、ことしは立川競輪場で行われました。レースは
１周４００メートルのバンクを７周して行われ、松浦選手は中盤まで中ほどの位置につけると
残り２００メートル付近から徐々に前に出ました。そして、最後の直線で一気に飛び出し、
ゴール前で先頭を抜いてレースを制しました。３３歳の松浦選手は、グランプリ５回目の出場で
初優勝です。２着は深谷知広選手、３着は眞杉匠選手でした。松浦選手は「ことしはけがもあって
苦しい１年だったのでとてもうれしい。いろいろな人に支えられてようやく優勝できたので、
皆さんに恩返しができるようにもっともっとよいレースをしていきたい」と涙ながらに話していました。
レースの売上金の一部は、NHK厚生文化事業団に寄付され福祉活動に
役立てられます。（NHK 2023年12月30日 18時40分）