過去にイオンの大型商業施設の市内への出店に反対し実現させなかった長野県長野市が、
隣接する須坂市にイオンモール(「(仮称)イオンモール須坂」)が開業することに危機感を
募らせている。長野市や長野商工会議所は反対する理由として地元の中小・零細小売店が
減少して買い物難民が増えると主張しているが、大型商業施設が出店することで周辺地域に
そのような悪影響がおよぶことはあるのか。また、小売り企業が地元の反対を受けて
大型商業施設の開業計画を取りやめるケースはよくあることなのか。
専門家の見解を交え追ってみたい。(ビジネスジャーナル)