[ 新前橋ステーションホテルが事業を停止 ] JR新前橋駅に近いビジネスホテル、新前橋
ステーションホテル(群馬県前橋市新前橋町、田村真世社長)が、事業を停止していることが
4日、分かった。帝国データバンク群馬支店によると、負債総額は約9700万円。
同社は1985年に設立。ホテルは5階建てで客室45室のほか、居酒屋を経営し
2002年ごろに約1億7500万円の売上高を計上した。しかし同業者間の競争が激化し、
施設の老朽化もあり業績が低迷していた。新型コロナウイルス感染症の影響でホテル、
居酒屋とも集客が激減し、22年8月期の売上高は約4800万円に落ち込んだ。
赤字が慢性化する中、今年8月に空調設備が故障し、老朽化した施設の修繕費や
空調設備の修理費などの資金手当ができず、8月末に事業を停止していた。
事後処理を弁護士に一任し今後の対応を決める。(上毛新聞 12/4 18:20)