[ 上毛電鉄が約20年ぶりに車両更新 ] 中央前橋駅と西桐生駅を結ぶ上毛電鉄は、車両の
老朽化に伴い東京メトロから中古車両の譲渡を受け来年2月から運行を開始すると発表しました。
これは、上毛電鉄と前橋市が記者会見し、発表したものです。現在、上電では、8編成であわせて
16両が運転されていますが、これらの「700形」は元々、東京の京王井の頭線を走っていたもので
1998年から2000年にかけて導入されたものです。しかし、製造からおよそ50年以上が経ち
老朽化が進んできたことから新車も含めた更新を検討しましたが受注可能なメーカーが見つからず
課題となっていました。今回、地下鉄を運行する東京メトロと車両の譲渡で合意し、日比谷線などを
走っていた「03系」が上電で再デビューを果たすことになりました。この車両は、現在のものよりも新しく
来月中旬ごろに納車され、整備後、来年2月下旬から名前を新たに「800形」と改め、
運行を開始するということです。新車両は今後3年をかけて3編成・6両が導入されます。
また、前橋市ではJR前橋駅と中央前橋駅、それに繁華街の立川町の間で路線バスの
等間隔運行を行うなど、上電の利便性向上とにぎわいづくりに向けた取り組みを
同時に進めることにしています。(群馬テレビ 11/24 18:50)