2023年10月27日(金)発言

[ 館林市長ら「事実なら残念」 ] 群馬県館林市の多田善洋市長は26日の記者会見で、群馬テレビの
武井和夫社長が「(有料の契約を結ばない)館林、渋川、富岡各市には取材に行く必要はない」などと
発言したとされる問題について、「事実なら極めて残念だ。公共的使命を担う立場で報道してもらいたい」と
指摘した。富岡市の榎本義法市長も同日、「発言が事実なら残念だ」とコメントした。渋川市も
同様の姿勢を示している。同社の労働組合が18日、不当な人事異動などに関する救済を県労働委員会に
申し立てた際、武井社長の発言を明らかにした。ニュース番組の時間短縮を決めた7月の役員会で、
ニュース取材は費用がかさむとして「ニュースなんか一つも流さなくていい」と述べる一方、防災情報に関する
有料の契約を結んでいない3市には「取材に行く必要はない」などと発言したという。多田市長は
同社の防災情報を契約しなかった理由について「(地域の)ケーブルテレビの方がより密接なので、
(群馬テレビに)加入していない。理解してほしい」と説明した。渋川市も取材に「事実なら極めて残念な問題だ」と
している。「初年度で100万円近くかかり、費用対効果が疑問だったため加入しなかった」と
話す関係者もいる。(毎日新聞 10/27)

2023年10月27日(金)15時59分45秒