「ボウリング場の閉鎖が止まらない…何で皆ボウリングやらなくなったの???」とかいうスレが立っていた。
むしろ閉鎖する理由しかない訳ですが。
1:料金が高いという経済的理由。
ゲーム料金が高い。貸し靴料金が高い。複数人でやると結構高いと感じる。
支払いに関して割り勘で支払う場合割り勘って意外と時間がかかって大変。
2:場所が遠いという距離的理由。
閉鎖が相次いでいるので最寄りのセンターまで遠いという苦難が発生する。
3:荷物が重いという物理的理由。
ボールやシューズを持っていくとなると重たくなる。ボールが複数個になったらますます重くなる。
自家用車じゃないと投げに行こうとは思えない。
4:継続が辛いという心理的理由。
別にプロになる訳でもないのにどうしてボウリングしてるんだろうなぁ、と疑問に思う事がある。
5:業界が悪いという経営的理由。
現在のボウリング業界は座して死を待つ体たらく。本気のボウリング場経営をしていない。
ただ既存の客を相手にして既存の客が居なくなったら業界ごと消滅すればいいと思っている。
以上の理由で衰退する一方なんだから閉鎖が相次ぐのは当たり前。
古い建物で耐震性に問題があっての老朽化なんだから閉鎖して取り壊すのは当たり前。
土地が売れるんだったら土地を売り払って誰かに別の事業なりなんなりをしてもらうのは当たり前。
……。
とどのつまりはボウリング業界の怠慢が最大の理由。
1:ロッカーの場所を大量に確保&低料金で貸しますとやってもいいと思うよ。
ボウリング用品を行きつけのセンターのロッカーに預けて遠征時にはそこから引き出す。
ロッカーは24時間営業で自分の借りているロッカー以外には触れない仕組みを作ります。
こうすれば荷物問題は大分片づく事になる。
2:立体駐車場を設けて駐車台数を確保しますよ、公共交通機関にも配慮しますよとやればいい。
ボウリングは来てもらわないとならない業種。なので足を運びやすくするのは当然。
3:ボウリングが上手くなる様に懇切丁寧にアドバイス(しかも無料で)しますよ。
ボウリングが下手な人がボウリングを続ける訳がない。上手くなってこそナンボ。
4:ボールやシューズの仕入れ方を根本から見直しますよ。
併設されているプロショップはボールにシューズと言ったボウリング用品が置いてある「だけ」。
例えば中古ボールをネットで取り扱い注文した商品がプロショップに入荷したらそこでプラグ&ドリル。
持ち込みドリル料金をバカ高くしているセンターもあるがそれは悪手。むしろどんどん買ってもらえ。
ボール破棄の料金は1個500円ではなく300円に(値下げ)。もっと「売れる」プロショップ経営をするべき。
5:ボウリング以外の理由で来訪したくなるセンターを作ってもいいと思うよ。
寒川セントラルボウルがイタリアンレストランを併設。食事とボウリングのお得なパックを提供している。
こうした理由で来訪する事があってもいい。
6:ゲーム料金の戦略的な提案。
サウンドボウルが牛久店では土日祝日早朝料金として1ゲーム一般400円、会員250円で提供している。
サウンドボウル六日町店では土日祝日は11時までの受付で1ゲーム350円で提供している。
サウンドボウル六日町店では北欧クラフトベーカリーのお店が出店。ボウリング場の中にパン屋さんがある。
パン屋さんという事は朝早いうちには商品が沢山あるが時間が経つに連れて商品が少なくなっていく。
「早朝ボウリング」と「パン屋さん」の組み合わせは案外ありだなと思わせる。そういう組み合わせ。
7:ボウリングは健康長寿に役立ちますよという提案。
適度な運動は健康につながる。
……。
これまでとは異なる視点によるボウリング場経営を実行すればボウリングという競技そのものは面白いんだから
案外復権できると思っているよ。
以上。