[ いすみ鉄道、全線復旧の見通し立たず ]　台風１３号接近に伴い８日始発から運転を見合わせている
いすみ鉄道（千葉県）で、大雨によって軌道の土砂が流出するなどの被害が複数発生していることが
１０日までに確認された。同社は「復旧にかなりの時間を要する」と見込んでいる。いすみ鉄道によると、
大原−大多喜間は１３日の復旧を目指して調整を進めているが、大多喜−上総中野間は軌道下の
「道床」と呼ばれる部分の砂利や土砂が複数箇所で流出しており、現時点で復旧の見通しは立っていない。
運転再開までの間、平日は代行バスの運行を予定している。また、大原−大多喜間についても、
千葉県内での台風被害の多発で工期の遅れも予想されることから「運行再開時期の遅れが
発生する可能性もある」としている。（産経 2023/9/10 16:54）