2023年07月21日(金)千曲市

[ しなの鉄道で運行開始 ] 長野県千曲市は、同市が舞台のアニメ「Turkey!」のキャラクターなどを
デザインしたしなの鉄道のラッピング列車を企画した。3市町合併による同市発足20周年の記念事業で、
今月運行を開始。車内には市内の小中学生がメッセージを書いたつり革のほか、観光地や特産品を
紹介する広告も掲示している。ボウリング部の女子高生5人がメインキャラクターのオリジナルアニメで、
ポニーキャニオン(東京)などが制作している。放送時期や放送媒体などは未定。同社と市は昨年、
包括連携協定を結び、市のPRで協力しており、今回の企画はその一環だ。(信濃毎日新聞 7/19 11:50)

(●▲●)「一体どういう脚本にしたらいいんだろうな」

1話:音無麻衣(主人公)の当番回

いわゆるボウリングブームの薫陶を受けたパパとママが5歳ぐらいの娘を連れてボウリング場へ。
最初は見ているだけだったが「投げてみるかい?」と子供向けのピンク色したハウスボールを手渡す。
(ハウスシューズに履き替えて)投げてみるがガター。ガターの溝を塞ぐ仕組みを立ててもらって
ガターこそ発生しなくなったもののストライクなんて取れるはずもなくついには泣きだしてしまう。
その事に気づいたとある女性が子供をなだめながらこう言う。「私もかつてはそんな感じだったのよ」。
高校卒業後地元企業に就職しフルタイム勤務しながら仕事後にはボウリング場に通い
いずれはプロテストを受けて合格してプロボウラーになるのが目標と語るその女性が
カッコよく目の前でストライクを出してみせる。

そして数年が経過。クローゼットにはかつてのボウリングセットがほこりをかぶって眠っていた。
部屋には過去の市民大会で優勝した賞状こそ飾られてあるもののボウリング熱は冷め
中学卒業後の進路を考え始める中学2年生になった彼女の姿が。

そんな時偶然つけていたテレビでボウリングの大会が流れ、そこの決勝戦で戦うプロボウラーは
あの往時自分にボウリングの夢を見せてくれたその女性だった。

(比較的細身で長身ながらも鋭く投げ込んでストライクを取る姿は本間成美プロがモデルでいいかと)

眠っていた夢が目を覚ましいてもたってもいられなくなった彼女は電車に乗って
かつて投げていたボウリング場でストライクを取ろうと奮闘。
割と最近までやっていたとはいえ投げ方を忘れている状態ではガターも出すし
コントロールもままならない。そんな中でも投げ続けて3ゲーム目でついにストライクを出す事に成功。

「でも、満足できない」「ストライクだけじゃ、満足できない…」「…ターキーだ……」

そう言って投げ続けて9ゲーム目でついにターキーを出す事に成功。

「ターキーだ!!!」(ここで前半終了)

1話の後半:そして高校に進学した自分がボウリング部を作ろうと校長先生らにかけあうが許可が降りず。
ボウリングの楽しさや熱意を語り、ついには自分の手の豆や傷を見せて力説してようやく許可が降りる。
部室となる部屋を確保しボウリング部への勧誘のビラを作って校内で配るも反応は目茶苦茶薄い。
「ダメなのかなぁ」と思い落ち込む。そんな時捨てられたビラを拾って読み込むひとりの女の子の姿が。

2話:当番回 3話:対決当番回 4話:当番回 5話:当番回
6話:菅平での合宿回

3話の対決当番回はかつてのテレビドラマ「ゴールデンボウル」の様な描写でいいかと。

12話(最終回)

高校卒業後の進路に悩んでいた。地元を離れて東京に就職するのか。
それとも地元に就職するのか、あるいは進学か。

ある時所要で普段は使わない道を通っていた時、
その道の側にある広大な土地の精霊に呼ばれた様な気がして立ち止まる。

「ここにボウリング場を作りたい」

「私、この街が好き」
「私、ボウリングが好き」
「だから、ここに作りたい」

千曲市にはボウリング場がない事を逆手に取って千曲市にボウリング場を作って
やがてはプロボウラーとして地域に根を張って活躍したいという進路が明確になった。

まわりの大人の力も借りて、その間成長して進学もしくは地元に就職した彼女が
ボウリング場の名前はどうしますか?と聞かれた時にこう答える。

「千曲ターキーボウル!」

(春日部ターキーボウルが埼玉県春日部市にあるので事前に話をつけておかないと厄介な事になる)

……で、実際にしなの鉄道の鉄道駅からの徒歩圏内に「千曲ターキーボウル」を建設。
ドリームスタジアム太田やメリーランドタケオボウルの様に
「Qubica AMF」を採用した20レーンのボウリング場を建設。

出演声優を呼んで「Turkey!杯」や「千曲市長杯」みたいな大会を開いたらいい。

……。

誰に向けてのアニメなのか。

ひとつは街おこし。千曲市の為のアニメ。ひとつはボウリングの火付け役。ボウリングファンの為のアニメ。
街おこしとしてボウリング場を建設するだけでは人は集まらない。そのボウリング場に物語性をつける事。
しなの鉄道も巻き込むなら沿線に作らないと鉄道に効果が生まれない。

アニメを楽しむだけではなくその世界観を現実にフィードバックする。

これぐらい大胆な事をやらないとこの作品は成功しないよ?いやマジで。

以上。

2023年07月21日(金)18時08分24秒