2023年06月28日(水)常磐

最近の自分はあんまり寝てないと思っていたら実は結構な時間寝ていたという事が割とある。

本日の6月28日もそんな感じかなぁと思って起床。下手したら昼まで寝てたんじゃないか!?
みたいな印象を抱いて起床。起床して部屋の中の時計に目をやる。

(午前)9時25分。

えっ?

自分の中では13時15分か、下手したら14時15分ぐらいまで寝ちゃってたかの様な長さだったんだが?

なので4時間程度得をした。という印象による起床。

なら本日行っておくか。

6月末で期限が切れる東武鉄道の株主優待乗車券を残していたので向かいたい場所へと向かう目的で利用する。

そういう訳で出発して駅に到着。

発車までまだ少し時間があるので缶コーヒーを購入して万が一の眠気発生に備えておく。

缶コーヒーを飲んで空き缶をごみ箱に捨てて株主優待使って改札を通ってホームへと向かう。

基本的には楽天モバイルの回線で外出中の動画視聴は事足りる。

電波の不足している地域であれば話は別だが平野部の屋外であれば事足りる。

ただ3GBを越えると料金が一気に跳ね上がるのでスマホ本体の機能で指定された通信量で止めておく事にする。

道中はBluetoothと楽天モバイル、それと楽天モバイル向けのAQUOSで快適に動画視聴を行いながらの移動。

足利市に差しかかった所で動画視聴を一旦終了して東武鉄道の特急券チケットレスサービスのサイトを開く。

この後の時刻表を見てみると館林から久喜もしくは東武動物公園まで特急りょうもうを使い
その後久喜もしくは東武動物公園から久喜始発の急行中央林間行きで春日部に向かえば
春日部で急行の船橋行きに接続が可能になるという経路が成立する。

それなら今回は御布施と称して購入してみますか。

特急券チケットレスサービスは東武カード以外のクレジットカードも使える。順繰りに手順をこなして無事購入。
画面のスクリーンショットもしくは購入時に記入したメールアドレスに届いた受信メールが特急券の役割になる。

館林に到着。下車して特急を待つ。自分の購入した座席に近い扉から車内に入る。
今回は座席表から周囲に他のお客様のいない座席を確保した。ふぅ〜とひと息ついた所で出発進行。

東武鉄道の特急料金は紙の特急券を買うよりもチケットレスサービスで購入した時の方が安くなる。
数十円の差額ではあるがやっぱりこの差はバカに出来ない。出来ないししない。

今回乗車した特急は館林の次が久喜。羽生と加須に停車する方の印象が強いが今回は通過する。

「うわぁ本当に通過してるー」と驚きながら通過。久喜始発の急行中央林間行きに乗るので
東武動物公園ではなく久喜までの特急券にしてもよかったが金額は変わらず。

久喜始発の急行中央林間行きが個人的にお気に入りの半蔵門線18000系だったら
久喜で乗り換えてもいいとは思うがどの車両が来るかは一種のガチャなのでそこに期待しても仕方がない。

なので東武動物公園まで。到着したので降りる。降りなかったら北千住まで連れて行かれる事になる。

その後急行中央林間行きがやってきた。車両は東武の50000型でした。

急行なので次が春日部。一駅で乗り換えという面白さ。程なくして春日部に到着。
跨線橋を渡って野田線のホームに向かってトイレを済ませて急行船橋行きを待つ。

やってきたのは60000型。「急行船橋行き」として60000型に乗るのは初めてかもしれないな。

乗車して出発。急行とは言え柏までの区間では通過駅はそんなにない。
運河を出発して漸く通過駅が発生する程度。この区間の輸送密度を考えたら仕方がない。

流山おおたかの森を通過すると次の停車駅が柏になるのでそろそろ降りる準備をはじめる。

イヤホンを外したりとまぁそういう事。

柏に到着する直前になって次の乗り換えが数分しかないのでちょっと急ぎ目にしないとなぁ…と考える。

到着して早歩きで東武の改札を出てモバイルSuicaでJRの改札に入って丁度到着した青い帯の電車に乗る。
丁度乗った直後くらいのタイミングで扉が閉まって発車。

…ん?

「逆やあああああ!」

我孫子方面の列車に乗るはずがうっかり松戸方面の反対方向の電車に乗っていた事に気がついた。

動きはじめたので後の祭り。次の停車駅は我孫子ではなく松戸です。

「やってもうたぁ〜」と思いながらとりあえず逆算開始。

今回の目的地のひとつは取手競輪場。今日がF1開催の最終日。
S級への特昇のかかる纐纈がどの様な競走をするのか。まぁ見てみたくもなるわね。

なのでA級決勝に間に合えばいいぐらいのタイミング。
取手駅西口を出発する無料バスに間に合えばいいぐらいのタイミング。

取手駅西口を出発する無料バスに間に合う取手着の電車は松戸駅を何時何分に出発するのか。

そうした逆算で検索する。「その電車に間に合う時間までは『松戸散歩』と称して歩いたらええやん」という感覚。

検索している内に松戸に到着。気持ち早めに取手(競輪場)には着いておきたいので滞在時間は20分程度。

検索している作業とは別にモバイルSuicaに追加でチャージをかけていたので残高の点は心配ない。

JRの松戸駅の駅ビル北口改札を通過して入店。きょうは殆ど食べていなかったのでここで食事を購入する。
テナントの「日本一」でレバーとももの焼き鳥を購入。これから競輪場に向かう予定なので「もも」を選択。

購入して駅ビルの外でパクパク。それから少々歩いてダイエー松戸西口店に到着。
地下1階のイオンフードスタイルで午後の紅茶のストレートを購入。太陽が照りつける時間帯には
こうした甘すぎない飲み物を飲んでおきたいわね。購入して2階に上がり背もたれのないソファーの所で飲む。

飲んでからトイレを済ませておく。済ませられるうちに済ませておかないと後々が大変になる。

そうやって準備をする時間や場所が確保できたという点を踏まえたらこの乗り換えも案外失敗ではないかもね。

そんな風に思いながら来た道を戻って松戸駅に到着。駅ビル北口改札から構内に入って土浦行きに乗車。

柏に戻って我孫子に入り普段乗らない常磐線なので駅の存在を忘れがちになる天王台を出発して川を渡る。
川を渡れば取手に到着。ここで下車。目の当たりにした西口の景色は2024年に向けたデッキ工事の真っ只中。

「バス乗り場が遠いなぁおい!」と思いながらエスカレーターを下り小走りで横断歩道を渡ってバス乗り場に到着。

関鉄バスの運用による無料バス。

取手駅から取手競輪場までそこまで距離が長いという感じでもないが如何せん坂が多い。
一体全体どうして取手市はこんなに坂が多いの?と思ってしまう様な上り下りがあるので
利用できるのであればバスを利用した方が脚元への負担が少ない。

乗車して数分後に出発。駅を出発して交差点に差しかかるまでは多少登るがそこからは下り基調。
ぐるりと回って登り坂を登って到着。礼を言ってバスを降りる。取手競輪場は入場無料なのでそのまま入れる。

「ここが取手競輪場かぁ」

入ってメインスタンドの入口から中に入る。メインスタンドの入口の右手前に喫煙所があるので
煙の動線が整理されていない事が難点。階段をぐるりと登って2階に到着すると新人選手の紹介イベントの最中。

123期の男子は松崎広太、松田昂己。124期の女子は戸邉香奈実。※敬称略。

新人3名を須賀和彦選手が音頭を取って紹介するというイベントの途中だった。

男子に関しては群馬の新人といずれはラインを組む事にもなるだろうな。そんな風に思いながら傍観に勤しむ。

イベントの最後はサイン入りクオカードをかけてのじゃんけん大会。自分はこの手の大会に弱いので退散。

場内を巡りながら「ここでCS放送を収録してたのか(収録現場はこんな風になっていたのか)」などの感想を抱く。

長所

トリックアートが場内のあちこちに存在し、競輪とか見たりしない様な人でも楽しめる。
ご飯屋さんの商品価格が比較的廉価で手を出しやすい。今回はこの後11レース、12レースで
選手と一緒にレース観戦というイベントに参加した人にはレースごとに1人1枚券がもらえ
3枚で食事券300円分と交換可能という事でこうしたイベントごとも利用すればかなり安くおいしいご飯が頂ける。
その辺りの「食」に関するあれこれが充実しているのは前橋にはない特徴。

短所

観戦場所が狭い。特にゴール線付近。ゴール線付近には柱がありその柱が死角を作り出す。
その柱が2階への階段を構築しており2階への階段を上がる事で野ざらしの2階の椅子の並んだ観戦場所に行ける。
ただ野ざらしなので雨が降ったら終わる上にレース中はその階段が封鎖されるので
自分の好きなタイミングで昇り降りが出来るという訳でもない。4コーナー付近の観戦場所は別に存在しているが
その場所からの観戦だと3コーナーから4コーナーまでの間が死角になって見えなくなる。

現地でのレース観戦がしづらいというのはネック。そこは前橋やいわき平に負ける。

10レースでは金子幸央が突っ張って駆けての番手から武田豊樹が抜け出しての1着ゴール。
まぁ地元の重鎮でKEIRINグランプリも優勝した事のある選手を連れているんだからこういう競走をするしかないわな。

選手と客との距離が近い。応援が相当近くで出来るね。

そして11レースのA級決勝戦。ここで纐纈が勝てばS級2班への特昇を決められる訳だが
「どうしてA級にいるの?」としか思えない中島詩音がラスボス的な存在として出走表に居る訳で。

車番や並びを考えたら1の上原が前を取って7の中島を迎え入れる。纐纈は早めに前を切るか
それとも中島に競りかけるか。どちらにしても主導権は中島−上原でその後ろに誰がつくか。
車番的にチャンスなのは2の田中。頭はないとは思うが2着3着なら十分考えられる。

2車単:137-1237

買うならこんな感じの買い目。だけど現地だとデータも見られないから中々手ぇ出しづらいよね。
正直どれを買っても当たる気がしないわ。不成立でもなければ当たりは必ず売られているんだけどねぇ。

まぁそういう印象。

B投票所なる場所でA級決勝の展開をそう考える。11レースと12レースは選手と一緒に
3コーナーから4コーナー付近の席でレースを見ようという企画があってその企画に参加したいお客様は
B投票所に集合という事でそこの投票所の中でレース観戦前から選手に話しかける客の姿を傍観する自分がいる。

選手は別に友達でも恋人でもないので。自分はあくまでもスポーツ選手という認識の元、
「一競輪ファン」の立場で見ている。特にべったりしようとは思わない。

感想?やっぱり自分とはまるで異なる鍛えられ方をされてるなぁと。鍛えた肉体は嘘をつかない。
でももっと鍛えないとS級とか無理なんだよな。ホント勝負の厳しい世界だわ…とした印象になる。

やがて締め切り時刻になったのでレースは4コーナー付近に並べられた椅子の近くで立って観戦。

「あ、上原が前取った」

こうなると纐纈は苦しくなる。案の定行くに行けない状態にハマって4の福元6の蓮井が前に出た時点で
中島−上原は中団を取っての先まくり。ただむしろ上原が千切れてるぞおい!となって最後は中島の独走ゴール。
2着に2番の田中が最後上がったか!となって結果は7−2−1で確定。纐纈S級特昇ならず。最後は4番手入線。

それでも取手の競輪ファンは温かいな。「また次がんばればいい」とした内容の檄を飛ばしている。

中島が強いのは知っていたが上原があそこまで千切れるとは思っていなかった。まさかまさかの千切れだったな。

そうしたA級決勝を見届けてから時間の関係上残念ながら今日はここまで。S級決勝も見たいけど時間がないので
場内を出て無料バス乗り場に停車していたバスに乗って時間が来たので取手駅に向かって出発。

坂を登る時にはバスってここまで唸るんだなというエンジンの唸り音を響かせながらえっちらおっちら登っている状態。
バスに思わず頑張れだの負けるだなのと言いたくもなり、坂を登り切ったらよくやったぞと労いの言葉をかける。

そうした坂の街取手を否が応にも認識させられる様な状態で取手駅の西口に到着。

改札に入る。取手始発の品川行きに乗車してやがて出発。柏で乗り換えるのでそこまで移動。
やがて柏に到着したので快速線のホームから各駅停車のホームに跨線橋を使って移動。

路線別ではなく方向別の方がありがたいんだよなぁ〜と思いながら柏で乗り換えてさらに南下。

柏から10分少々で北松戸に到着。

今日は取手が昼間開催で松戸がナイター。はしごしようと思えば出来るとかいう日程でした。

北松戸に到着して改札を抜け競輪場はすぐ近くなので階段を降りて地上に出てそこから歩いて5分で到着。

近隣は川や住居や高層マンション。そして何より宝酒造の松戸工場。

松戸競輪場に隣接するかの様にそびえ立っており工場の屋上にある直方体らしき形状の四方を囲んだ「宝」の
難しい漢字が非常によく目立っている。なのでこの辺りの光景は競輪場と工場が一緒になった印象を受ける。

そういう印象を抱いて中へ。松戸競輪場も入場無料。今回は第22回吉井秀仁杯という事で吉井さんの冠競走。

到着したのは5レースの発売時間帯。正直どこから買っていいのかさっぱり分からないね。みたいな印象。
100円だけ穴狙いで買ってみますかという事で1点だけ購入。それから場内を散策。

四方をスタンドに囲まれているがまともにお客様がいるのは正面スタンドだけでバック側から3コーナー、4コーナーに
かけての古いスタンドは無人なのか?というぐらいに人がいない上に古びていてしかも壁の様に高いので
圧迫感が半端ない。取手の方はまだ牧歌的な面があったのに対して松戸の方はバンク内が「壁」。

そうした圧迫感を受ける印象だわ。

色々なお酒を販売している売店「With Dream」をさらに1コーナーに向かって歩いていくと
元々は車券を発売する為の人員や機械の為の場所だったであろう所に「チャリチャン」の収録場所が存在。

出演者は競輪が好きなのではなく自分のお仕事(お給料)になる競輪が好き。

そういう訳でどこか小汚いものという認識でいるチャリロトの配信な訳だがこんな狭い所でやっていたのかと。

自分が想像していた広さの半分程度。「四畳半」という言葉が浮かんでくる様な狭さ。

これは仕事じゃないと(お給料がもらえないと)やってられないねぇ〜。みたいな印象が自分の感想。

さらにそのもう少し向こうのスタンド内には松戸のCS放送の収録場所が存在。

そちらはチャリチャンの2倍ぐらいの広さに感じられる。
ここで収録してたんだぁ〜へぇー。みたいな印象でした。

締め切りが来てレース。展開予想もへったくれもなく単純に穴で買ってみた感じなので案の定来ませんでした。

来なかった事を見届けてから松戸競輪場を後にきて北松戸駅まで小走りで向かう。
電車の時刻の都合があるのでもう出ないとならない。しばらく歩いて北松戸駅に到着。

駅構内の壁面に北松戸駅のキャラクターと称して「キマりん」なる鳥を描いた絵が貼りだされているのを発見。

松戸市の鳥である所のつばめに松戸競輪場の最寄り駅という事で競輪のヘルメットとユニフォームを着させたもの。

ヘルメットとユニフォームは常磐線と松戸市のイメージカラーの緑色にしたそうで。

「6番車やんけ」。

みたいなツッコミを入れたくなる訳だがそれ以前に名前が「キマりん」。

「宇宙(そら)よりも遠い場所かな?(すっとぼけ)」。

むしろ松戸競輪場よりも館林場外に居そうな名前である事の方にツッコミを入れておく事にする。

そんな絵も発見したりした北松戸駅の改札を抜けてホームに到着。自分の乗りたい電車に間に合ったので安堵。
ただ雲行きが怪しくなってきて1時間ほど前のかんかん照りの様相と比べたらだいぶ黒い雲によって辺りが暗くなってきた。

これは一雨あるか、それももう降った地域もあるかもしれないな。

そうした天候の中でやってきたのはメトロの車両。乗車して新松戸まで向かう。

北松戸と新松戸と東松戸の違いが時々ごっちゃになる。もう少し分かりやすくならないかなぁと思うよ?これらの駅名。

新松戸で武蔵野線に乗り換える。府中本町行きに乗車。途中の南越谷でモバイルSuicaによる改札を抜けたら
歩いて新越谷に向かって株主優待乗車券を自動改札に通して後はひたすら東武で帰る。

そうした腹積もり。

この時間帯は帰宅ラッシュのそれに差しかかっているね。割と派手めな数字が踊りそうな乗車率。

イオンレイクタウンの外壁もさすがにボロボロになりつつあるなぁという印象を抱きながら越谷レイクタウン駅を出発して
次は南越谷ですと。駅名がJRと東武で異なるので乗換案内アプリを利用する際には
南越谷駅の到着時刻をメモした上で新越谷の駅名を入力して選び直す必要があるアプリ泣かせの乗り換え経路。

割と余裕のない乗り換えだったがなんとかこなして無事乗り換え。新越谷でも帰宅ラッシュの波を受けつつ移動して帰宅。

2023年06月28日(水)21時00分59秒