西武11−4広島 広島は1回裏の攻撃にまさかの源田の送球エラーに落球も絡んで3点を先制した。
しかしそれ以降は立ち直った平良の前に得点する事が出来ず。
逆に広島の先発は1軍初先発の河野の球筋を見切った西武打線に捕まって逆転を許した。
それ以降もめった打ちにあって気がつけば2桁失点という大失態をかまして交流戦を終えた。
……。
1:しばらく試合間隔が開いてるんだから河野はもっと早くに降ろしてよかった。
ツーランを打たれて2点を失った回を最後に変えるべきだった。
新井監督藤井ヘッド、共に野手出身という事もあってか投手運用に関して後手に回りがち。
2:坂倉もついでに変えてよかった。
坂倉はようやく捕手としての配球や思考に慣れてきたとはいえまだまだこれから。
會澤や磯村の力を借りて試合を展開した方がいい。坂倉ばかりを起用すると坂倉がへばる。
3:結果論だが秋山を休ませてよかった。
フルイニング契約になっているのかどうかは知らないが秋山はきょうは休ませてよかった。
秋山が離脱したら今の小粒な広島打線は終わる。秋山というカードを大事に使う事。
……。
結果的に西武との3連戦は勝ち越せたし交流戦で大量の借金を抱える事も覚悟していたが
終わってみれば9勝9敗の勝率5割と借金を背負わされてリーグ戦に戻る事はなかったが
それでも今日の試合は試合運びさえもう少しうまく行けば勝てただろうに勿体ないという印象。
今日勝てれば10勝8敗。「勝率5割」と「貯金2」ではまるで異なる事を首脳陣が分かっていない。
……。
今回の勝負のポイント。やはり広島の投手層の薄さが露呈した。
「1軍選手と2軍選手との実力差がありすぎる」
「2軍選手からの突き上げがなさすぎる」
野球は投手力。正確には捕手力。捕手がサインを出さなければ投手も投げられない。
坂倉のみに頼らず、會澤のみに頼らず。
磯村や石原、復帰さえすれば中村(奨)の力も合わせた総力戦で戦って頂きたい。
その上で投手力の底上げを図って頂きたい。
2軍からの救世主よ、いでよ。
以上。