DeNA13−3広島(18日・横浜) 広島は2連敗でカード負け越し。(安芸のものがゆく)
大敗ではあるが決して悪い事ばかりではない。
むしろ(これだけの大敗には)ワクワクする。
1:大敗から学ぶ事がある。
一体どうして負けたのか。誰かのせいにするつもりは毛頭ないが試合内容を見返して反省点を洗い出す。
何がいけなかったのか、どこがいけなかったのか。そうした内容を咀嚼する事で勝ちへとつなげる。
「負けが勝ちになる」道筋に歩を進める事。それが賢者の行動。
2:野球に得失点差はさほど関係ない。
1点差だろうと10点差だろうと1勝は1勝、1敗は1敗。
3:野球は主催試合の方が勝率が高くなる。
現在はG7広島サミットの影響による長期遠征の真っ只中。もう少しで終わるとはいえ長い遠征が続く。
その分主催試合(ホーム)での試合が多く残される様になる。
日本のプロ野球のペナントレースは勝率6割で優勝できる。
ホームで勝率7割、ビジターで勝率5割。これで勝率6割になる。
ホーム10試合で勝率7割なら7勝3敗。ビジター10試合で勝率5割なら5勝5敗。
足すと12勝8敗。勝率6割。引き分けを考えないものとするならこれで優勝に必要な勝率に届く。
昨年のセリーグ覇者の東京ヤクルトスワローズの最終勝率は実は6割にも達していない。
80勝59敗4引き分け(勝率5割7分6厘)。
これが昨年の優勝チーム、東京ヤクルトスワローズの最終成績。
4:広島に戦力がない訳ではない。
野間と床田が抹消され、大瀬良が19日の登板を回避。ちょっと暗雲垂れ込める状況になりつつあるが
それでも戦力が全くない訳ではない。玉村に遠藤といった面子が自覚を持って成長する絶好の機会。
2軍でくすぶってる連中には「チャンスがネギしょってやってきたぞ」と発破をかけて活を入れる。
これまでカープの屋台骨を支えてくれた選手に感謝しつつ
これからカープの屋台骨を支えてくれる選手の出現にも期待を寄せる。
戦力よ、出でよ。
以上。