格安SIMの速度測定2023年4月後半(@orefolder) 速度測定だけじゃ見えてこない使い勝手の違いはあるよ。
RTPパケットにQoSでDSCP値「46」を乗せてる様な挙動を示すのはドコモ回線。特にOCNモバイルONE。
光回線で「ぷららフォン for フレッツ」を展開しているぷらら光(新規加入停止)。
光回線で「OCNドットフォン300」を展開しているOCN光。
光回線でこの様なサービスを実施している企業が提供している携帯通信でも同様の傾向が現れている。
ぷらら名義ではSIMサービスを現在では提供していないので現存しているSIMサービスはOCNだけ。
音声通信を全く使わないという事はないんで。RCSで安定した音声通信を実施したいならこの手の挙動は必須。
……。
昼間の混雑時間帯でもping値が低い値で安定して返ってくるのは楽天モバイル。
OCNモバイルONEよりもpovoよりもping値が安定して低い値を記録する。
野球で例えるなら「低めにいいコントロールの球が決まってる様な挙動」を示している。
つながりさえすればデータ通信としては最適。
「低めにいいコントロールの球が決まってる」楽天。例えるならいい時の田中将大。
こういうデータを話題として取り上げた上で「では、どうする(どれを選ぶ)」とした内容で明確で正確な解を出せ。
……。
エリアの広さと4Gの帯域、それらを考えると普段遣いでハンドリング性能が高いのはドコモ回線。
ahamoにすればそれで終わる感じだがdアカウントを作ったりとやる事が一杯。
昼間は通信しない(昼間は他の事をやる)としてOCNモバイルONEを普段使いの回線として採用。
下りの帯域の広さはpovo等のKDDI回線よりも広い(太い)上にping値が安定して低いので楽天回線でデータ通信。
可能であれば1つの契約で複数のSIMが使える方が便利だわ。1枚は携帯に、もう1枚はタブレットに。
楽天モバイル データシェア 家族でも、ひとりでも、分けあえる!
高速データ通信容量(以下、データ通信量)の前月繰越分を、翌月に契約者間※で分けあえます。
ご本人やご家族に限らず、「楽天モバイル」のご契約者であれば誰とでも設定可能! ※最大5回線までシェア可能
※ドコモ回線 100円(税込110円)/月
実は以前の楽天モバイルでは出来てたんですよ。ドコモ回線を間借りしているサービスでは出来てたんですよ。
自社回線に切り替えてからはこの手のサービスが出来なくなったんですよ。
自社回線でこのサービスが復活したら大きいね。ただし以前のサービス内容はよく読むと「前月分」をシェア。
自分が望むのは少し違う。「複数枚に跨がるSIMの合計通信量で」月額料金を決めてくれと。
例えば1枚目のSIMで1GB使用、2枚目のSIMで1GB使用したとする。合計2GB。
これ、SIMの枚数で計算すると1078円(税込)を2枚使用したという計算で請求される事になる。
これを合計通信量で計算すると合計2GBなので3GB未満1078円(税込)の範囲に収まる事になる。
こうやって複数のSIMの合計通信量で計算してほしいねという事で。
シェアに掛かる料金は以前の税込110円と同額以下で。
シェアは2回線まででいい。音声回線+データ通信専用の合計2回線まででいい。
……。
では結論。
結論1:OCNモバイルONEは混雑時間帯の速度改善をもう少し頑張れ。
結論2:データ通信はエリアの広がる楽天モバイルに担ってもらう方が無難。
結論3:その為にも楽天モバイルは現在の料金の段階を見直して下げるべき所は下げろ。
結論4:楽天モバイルは自社回線のデータシェアを復活させろ。
普段遣いのスマホ(OCN)、お外に持ち運ぶスマホ(楽天)、お外に持ち運ぶタブレット(楽天データシェア)。
これで楽天経済圏で貯めた楽天ポイントを楽天モバイルの支払いに充当すればデータ通信の料金が下げられる。
ドコモやKDDIの回線だと割と混雑した電車内の様に周りに使っている人が多いと通信速度が遅くなる。
楽天モバイルは使っている人がまだ少ない回線なので通信速度が遅くなる展開が回避できる。
5Gの通信は時期尚早。楽天回線の複数SIM所有によるデータシェアが出来るまではpovoを繋ぎとして契約。
普段遣いのスマホ(OCN)、お外に持ち運ぶスマホ(楽天)、お外に持ち運ぶタブレット(povo)。
これでahamoよりは安く済む展開が出来上がる。OCNの速度がアレな感じに遅くなったり
楽天モバイルの通信が悪化したりしたらahamoへの一本化も残念ながら検討せざるを得ない。
これが「明確で正確な解」。
以上。