[ 森且行の復帰戦ハンデが内定 ] 4月6〜10日の川口オートで、約2年3カ月ぶりに復帰する
森且行(49)=川口・25期=のハンデ位置が、最重(S級やA級上位)の10メートル前に内定した。
復帰初戦の6日は9R以降のレースに出走する予定。24日から練習参加している川口オートレース場で、
森は28日も朝練習と夕練習を行い、復帰へ向けて仕上げの段階に入っている。夕練は単走で
6周した後に、早津康介(川口)と合わせ、先行する早津を追い抜くスピードを見せた。
「走路が濡れていたから、動きはよく分かりません。抜いたといっても、早津はドドド(不整振動)が
半端なかったから。最後はやっぱりバテました」と話し、まだ後半に不安を残している様子。
走行練習後に2回行ったスタート練習に関しては「1回目は切れたけど、2回目は全然ダメ。
空回りしたのか出ていかなかった」とこちらもまだ納得できないようだった。4月からB級になる
森のハンデ位置は、最重ハンデの10メートル前に内定。B級は30〜50前が相場だが、
SG優勝実績がある森は10前と、B級にはやや厳しいハンデ。「ハンデも枠も、
僕が決めることではないので、お任せしています。走れるだけで十分です。あと1日(29日)、
練習をこなして本番を待ちます」と期待と不安含みの復帰戦を、森は楽しみにしている。
4月6日から開催される川口オートのV有力候補は伊勢崎の青山周平、早川清太郎に、
地元の加賀谷建明。同期は地元の相馬康夫、谷島俊行ら6人、森のグループ仲間は
篠崎実、高石光将、早津康介らが出場予定だ。(デイリー 2023.03.28)