[ 暑熱対策で競走時間帯を拡大 ] JRAの関東定例会見が27日、都内のJRA事務所で開かれ、
来年夏から暑熱対策として一部の開催で競走時間帯を拡大する方針を発表した。
昼に休止時間を設け、最終レースの発走を18時半ごろにする見込み。JRAが思い切った
暑熱対策に乗り出す。予想されるさらなる夏場の気温上昇から人馬の安全を守るため、
来年から7〜8月の間、北海道以外の開催場で競走時間帯を拡大する方針を決定した。
1Rの発走時刻を9時30分ごろに早めて設定し、午前中に5競走を実施。熱中症の
リスクが高い11時30分ごろからレースを休止し、15時ごろから再開して残りの7競走を
実施する。準メインやメイン競走は従来通りの時間帯に行い、12Rの発走時刻は
18時30分ごろを予定。パドック周回時間の短縮、装鞍所集合時刻の繰り下げも
検討しているほか、ウインズやパークウインズ等の営業に関しては今後、地元自治体等との
調整が行われる。実施される開催場や時期に関しては今年10月の来年度開催日割と同時に発表され、
発走時刻は来年4月発表の夏季競馬番組で詳しく決定される。(サンスポ 2023/03/27 17:34)