[ 携帯大手、通信障害時にWi-Fi開放へ ] NTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクなど携帯大手各社が、
通信障害時に自社の契約者向けに提供している公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」を
無料開放する方向で検討していることが25日、分かった。通信障害の発生が相次ぐ中、
携帯大手は他社回線に乗り入れる事業者間ローミングでの対応を検討しているが、
開始まで数年かかる見通しのため、早期に実現できる対策の一つとして公衆無線LANの無料開放に
踏み切ることを決めた。近く総務省と携帯大手が発表する。(産経 2023/3/25 20:05)
1:開放したとしても電話番号の発着信による音声通話やSMSは使えない。
RCSを使用して通信するならまだしもそうした手段に乗せていない通信はWi-Fiでは使えない。
2:公衆無線LANの回線品質はピンからキリまで。
ローソンやファミリーマートは10Mbps程度の下り回線だったりする。
そうかと思えばマクドナルドでは100Mbpsに迫ろうかという速度を叩き出したりする。
一定の品質を保持しようと思えばそれこそ政府が補助金を出して整備していかない事には
いざとなった時の通信に対応できない。
3:通信網を整備としたとしても実際に使ってもらえるかどうかはまた別の問題。
つながらなくなったからと言って携帯キャリアの名前を冠したお店に駆け込む高齢者は消えない。
Wi-Fiで通信を行ってくださいと言ってみんながみんなその手段を実行できるとは限らない。
4:アプリが使いづらい。違う言い方をすれば使いづらいアプリばかり。
最近世の中に出回っているアプリって多機能すぎて使いづらい、用途がハッキリしなくて使いづらい、
メニュー構成が使いづらい、必要な機能が分かりやすい所になくて使いづらい、の様な使いづらさ。
アプリ開発者の自己満足で終わっている様なアプリだらけ。いざ接続しようとした時に
そんなアプリで分かりやすく接続できるとは思えない。「本当の普遍的使いやすさ」を追求しろ。
結局は通信障害を起こさない事に越した事はない。
以上。