[ 日本一小さな競馬場からG1の舞台へ ] かつて益田市にあった地方競馬。 「日本一小さな競馬場」として
親しまれながらも、2002年、経営難により廃止されました。 それから約20年。 19日、
日本一大きな東京競馬場で復活の狼煙が上がりました。東京競馬場メインレース。
スタート地点を見つめているのはこのレースに出場する競走馬の調教師・藤原智行さんです。
(藤原調教師) 「(この馬が)一番可愛い」 これは今から20年以上前。 藤原さんが益田市にあった
競馬場で厩務員をしていた時の映像です。 当時、地方競馬・益田競馬場は、コースの広さや
売り上げ額の規模などから「日本一小さな競馬場」と呼ばれていました。しかし、2002年、
15億円に及ぶ累積赤字の末競馬場は約半世紀の歴史に幕を降ろしました。 藤原さんは単身、
埼玉県にある浦和競馬場へ移り厩務員として再出発。 10年以上に及ぶ修行の末、
調教師試験に合格。 現在、約30頭の競走馬を管理しています。 その一頭が、2021年に
巡り合った栗毛の4歳牝馬スピーディキック号です。(山陰中央テレビ 2/20)